実写版「AKIRA」大幅前進 ワーナーが製作にGOサイン | アニメ!アニメ!

実写版「AKIRA」大幅前進 ワーナーが製作にGOサイン

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 長年、ハリウッドで実写企画が噂されながら、実現に至らなかった大友克洋さんのマンガを原作とした『AKIRA』のいよいよ実現に向かって動きだしそうだ。米国のエンタテインメント業界誌ヴァラエティの報道によれば、ハリウッドの大手映画会社ワーナー・ブラザーズは、このほど『AKIRA』の実写映画化を進める決定を下した。
 ヴァラエティによれば監督は、かねてより噂があったジャウム・コレット=セラさんが担当する。ジャウム・コレット=セラ監督はスペイン出身、これまでに『Orphan』や『アンノウン』といったスリラー、ファンタジー、サスペンスを得意としてきた。また、主演については、『トロン: レガシー』の主役で好評を博したギャレット・ヘドランドさんが決定していると伝えられている。
 一方で、これまで2部作で相当の金額とされてきた製作費は9000万ドルにまで圧縮されたという。また、現時点でシリーズ化という話は言及されていない。より現実的な体制でプロジェクトを進めるようだ。
 
 『AKIRA』は日本のマンガ家、映画監督である大友克洋さんの代表作である。1982年にマンガ連載をスタート、1988年に大友克洋さん自らの監督でアニメ映画化された。この映画が欧米で紹介されたところ、映画やSF関係者、ファンから大絶賛を浴び、コアファン向けの日本アニメの海外進出のきっかけとなった。作品は現在に至るまで、世界の歴代名作アニメーションや名作SF映画にたびたび挙げられる。
 そうした人気から作品を翻案した実写化映画化権は、早くから海外に販売されている。2000年代初頭にはすでに実写映画化の噂は度々言及されている。しかし、脚本の難航が理由とされ、進展はなかった。
 それが2010年に入ると、監督にヒューズ兄弟の名前や具体的な出演候補の俳優の名前が挙がるなど映画化の期待が高まった。しかし、2011年に入ると、主演俳優の決定難航が伝えられ、さらにヒューズ監督の降板で先行きが危ぶまれるようになっていた。

 今回の決定情報はヴァラエティ誌での報道であるが、新作映画製作決定のスクープに定評があるだけに情報確度はかなり高いとみていい。
 さらに、企画段階を超え、製作会社のゴーサインがでたことで映画完成の可能性は飛躍的に高まった。今後は日本発のSFマンガがどのように翻案されるのかに関心が移りそうだ。
《animeanime》
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