10月16日、神戸国際会議場メインホールにて第16回アニメーション神戸賞の授与式が開催された。各賞の授与については先に発表されていた通りである。 個人賞に岡田麿里さん、特別賞に故・出﨑統監督と名探偵コナン製作チーム、作品賞・劇場部門に『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』、作品賞・テレビ部門に『魔法少女まどか☆マギカ』、作品賞・ネットワーク部門に『ヘタリア World Series』、主題歌賞に『侵略!イカ娘』の「侵略ノススメ☆」となっていた。
今回は最優秀賞に内藤日和さんの『Uncle and Girl』が選ばれた。この作品が最優秀賞となったことについて審査委員長でアニメーション監督の大地丙太郎さんは、絵柄がユニークであることや主人公の女の子の可愛くなさ、行動も含めた動きの工夫を理由として挙げた。 そして昨年同様に応募されてきた作品が全体的にほっこりするものが多かったが、この『Uncle and Girl』に関しては「このところなかった毒がある」と評した。