フルCGアニメーション『ドラゴンエイジ―ブラッドメイジの聖戦―』の国内劇場公開が決定した。世界的な人気ゲーム『ドラゴンエイジ(Dragon Age)』を原作に日米の企業が手を組んだ話題の映画である。9月24日に映画の公式サイトがオープンし、本作の詳細が公開された。 今回初めて「ブラッドメイジの聖戦」のサブタイトルが明らかにされたほか、公式サイトではトレーラーの配信、その最新のCGアニメーションを披露している。劇場公開は2012年2月11日、現在、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーなど11館が上映館に挙がっている。配給はTOブックスが行う。 『ドラゴンエイジ―ブラッドメイジの聖戦―』の原作となるゲームは、米国の大手ゲーム会社Electronic Arts(EA)の子会社BIOWAREが開発したRPGである。全世界で累計600万本を販売する人気ゲームだ。今回はその世界観を日本の最先端のCGプロダクションの技術で、長編映画として映像化する。 映画の製作にはBIOWARE、米国のアニメ配給・流通の大手ファニーメーション、そして日本のティー・オーエンタテインメントが参加する。日米共同プロジェクトとして、両国のトップクリエイター、プロデューサーが手を組む。 監督はフルCGアニメの経験も豊富な曽利文彦さんを起用する。映画『ピンポン』、『あしたのジョー』の監督では実写映画に多くのCGを持ち込んだ。フルCGアニメーションでは『APPLESEED』のプロデュース、『ベクシル 2077日本鎖国』の監督を務めた。 制作には『ベクシル』のOXYBOT、脚本にジェフリースコットさん、キャラクターデザインに中山大輔さん、音楽の高橋哲也さん、サウンドデザインの笠松広司さんが参加する。 その原作のグローバルな人気、製作体制からは『ドラゴンエイジ―ブラッドメイジの聖戦―』が、日本だけでなく世界市場を狙っているのは明らかだ。本作が日米共同製作のアニメーションの新たな方向性を示すかも、注目となるだろう。 一方で、BIOWARE、ファニーメーション、ティー・オーエンタテインメントの3社は、『ドラゴンエイジ―ブラッドメイジの聖戦―』に続く第2弾共同製作プロジェクトも今年春にすでに発表している。同じくEAとBIOWAREのゲーム『マスエフェクト(MASS EFFECT)』を原作にした長編アニメーションである。 こちらも世界累計600万本販売の人気ゲームだ。2012年に、北米を含む世界でデジタル配信と映像パッケージ発売、日本での劇場公開を目指している。『ドラゴンエイジ―ブラッドメイジの聖戦―』/http://www.dragonagemovie.jp/原作: BioWare / Electronic Arts 脚本: Jeffrey Scott キャラクターデザイン: 中山大輔 音楽: 高橋哲也 サウンドデザイン: 笠松広司 制作: OXYBOT 宣伝: エイベックス・エンタテインメント 配給: TOブックス
劇場版「キンプリ」最新作「プリズム☆ツアーズ」6月27日公開! 若かりし伝説のスタァ集結♪ 「プリパラ」たちも登場!? 2025.2.28 Fri 20:45 劇場アニメ『KING OF PRISM』シリーズ最新作となる『KING OF PR…