今回の大きな特徴は、宮城・仙台が3月11日に起きた東日本大震災の被災地であることからその復興をテーマに含めたことだ。自由課題部門ではこれまでの一般部門、学生部門に加えて復興部門を設ける。復興(=250)を祈念する250秒のアニメーション動画を募集する。
さらに震災の津波で大きな被害を受けた石巻市にある石ノ森章太郎さんの記念館「石ノ森萬画館応援企画」を実施する。震災以来、閉館が続いている石ノ森萬画館の被災の現状を広く知って貰う狙いが
ある。
こちらは石森プロと地元が創り出した石巻のヒーロー「シージェッター海斗」の応援イラストを募集するものだ。応募にあたっては各賞は設けず、作品は各種展示会などの展示で利用した後、石ノ森萬画館を運営する街づくりまんぼうに寄贈される。また、応募者の中から抽選で「シージェッター海斗」のグッズプレゼントを行う。
宮城・仙台アニメーショングランプリは、宮城県が掲げるIT推進プラン2013に基づいたデジタルコンテンツ産業の振興・集積施策のひとつとして誕生した。全国のクリエイターからの作品募集し、優れた人材・才能を発掘する。そのうえでそうした人材とアニメ関連産業事業者とを結びつける。そうしたハブとなることで、地域のアニメ産業の振興を目指す。

(c)石森プロ/街づくりまんぼう (c)宮城県/旭プロダクション
宮城・仙台アニメーショングランプリ2012
/http://www.1038anime.jp/
[募集内容]
自由課題…オリジナルのアニメーション動画を募集します
1.「復興 250」部門…復興を祈念した約250秒(ふっこう=250)のアニメーション動画
2.一般部門
3.学生部門
企画・原案「石ノ森萬画館応援企画」
…石巻のヒーロー『シージェッター海斗』の応援イラストを募集します
[応募資格]
どなたでも応募できます
[募集期間]
(1) 平成23年8月24日(水)~平成23年12月31日(土)
(2) 平成23年8月24日(水)~平成24年1月31日(火)
*詳細は上記サイトにて確認ください。