6月8日、ゲーム会社カプコンは、同社が開発・発売する人気ゲームソフト「デビル メイ クライ」シリーズの米国での実写映画製作が決定したことを発表した。米国の映画製作会社スクリーン・ジェムズ(Screen Gems)が、現在開発中のシリーズ最新作『DmC Devil May Cry』をモチーフに長編映画を製作する。 脚本家は『ヒットマン2』や『ケイン&リンチ』で知られるカイル・ウォードが決まっている。ウォードはゲームを原作とする映画を得意としており、今回もそうした力が発揮されそうだ。 スクリーン・ジェムズは、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント傘下のコロンビア・トライスター・ピクチャーズ系の製作会社である。ジャンル映画を中心に、SF映画やホラー映画、コメディなどの作品を多く扱っている。 これまでに同じくカプコンの人気ゲームソフトを原作に映画化した『バイオハザード』シリーズを手掛けている。『バイオハザード』シリーズはいずれも大きなヒットとなっていることから、今回の「デビル メイ クライ」シリーズの映画化につながったとみられる。公開時期や監督、出演者は発表されておらず、今後の製作進展を待つことになる。 「デビル メイ クライ」シリーズは2001年に第1作を発売した大ヒットアクションゲームだ。幾つものシリーズ作品が制作され、シリーズ累計販売は1000万本を超える。カプコンを代表するゲームタイトルのひとつである。これまでにマンガや小説、キャラクターグッズなど様々な展開がされ、2007年にはマッドハウスの制作によるテレビアニメシリーズも作られた。 カプコンはゲームタイトルと相乗効果も狙い、自社タイトルの映像化を積極的に推し進めている。今回の実写版も、新作ゲームの認知度向上と売上げにつながりそうだ。カプコン /http://www.capcom.co.jp/スクリーン・ジェムズ(Screen Gems) /http://www.screengemsstudios.com/
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