フルCG劇場アニメ『鉄拳BLOOD VENGEANCE』の米国での特別上映イベント開催が発表された。2011年7月26日に全米375館以上の劇場で実施する。本作は3D(立体視)となっており、米国でも3D上映となる。さらに、上映にあたっては脚本を担当した佐藤大さん、バンダイナムコゲームスの水島能成プロデューサーのインタビューも同時上映され、特別感を高める。 『鉄拳BLOOD VENGEANCE』は、日本国内では9月3日に新宿バルト9ほか全国主要都市で公開を予定する。また、6月6日からフランスで始まったアヌシー国際アニメーション映画祭でも、プレゼンテーションが行われる。日本、ヨーロッパ、米国での積極的な展開が続く。 『鉄拳BLOOD VENGEANCE』はバンダイナムコゲームスが展開する人気ゲーム「鉄拳」シリーズを原作にしている。フルCGアニメーションで実績の高いデジタル・フロンティアが制作を担当。また、「鉄拳」シリーズの世界的に高い知名度もあり、当初より北米上映を含む海外展開を視野に入れていた。 上映はバンダイ・エンタテインメントとバンダイナムコゲームス、それに全国規模で劇場でのデジタル上映イベントを手がけるNCM Fathomが実施する。バンダイ・エンタテインメントはこれまでにも『ストレンヂア 無皇刃譚』、『交響詩篇エウレカセブン』などで同様のイベントを行っている。また、NCM Fathomは、実写版『デスノート』、『GANTZ』、劇場版『NARUTO』シリーズで、大規模なイベントを企画してきた。 こうしたイベント企画は上映自体だけでなく、プロモーション効果も高く、その後、予定される映像パッケージなどの宣伝も兼ねたものとなる。バンダイ・エンタテインメントは、今回、『鉄拳BLOOD VENGEANCE』のDVD発売のライセンスを獲得したことも明らかにしている。 日本アニメの映像パッケージの苦戦が伝えられる米国だが、長編映画、そしてゲーム原作作品は堅調な分野だ。これまでに『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』、『バイオハザード・ディシェネレーション』などの大ヒット作がある。それだけに『鉄拳BLOOD VENGEANCE』にも大きな期待がかかりそうだ。 『鉄拳BLOOD VENGEANCE』 企画・製作・原作: バンダイナムコゲームス 制作: デジタル・フロンティア 監督: 毛利陽一 脚本: 佐藤大 音楽: 崎元仁 国内配給: アスミック・エース 公式サイト /http://tekken-bloodvengeance.com/
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