撮影は5月10日にクラインクインしており、6月下旬にはクランクアップの予定だ。その後CG作業を行う。公開は2012年初春を予定、2012年の注目の映画になりそうだ。
作品の舞台には、新たにパラレルワールド上の日本が設定されている。そこでは凶悪犯罪の増加に対応した新たな法廷システム「序審法廷」が採用されている。公開された「序審法廷」では、弁護士と検事が直接対決のうえ、3日以内に被告人の有罪、無罪を先行決定する。限られた時間内、スピードが最優先されるなか裁判と捜査が同時進行、これまでの法廷劇ではなかったスピーディーなストーリーが展開する。
成宮寛貴さんの演じる成歩堂のライバル検事 御剣怜侍には、若手の注目株 斎藤工さん、霊媒師 綾里真宵には桐谷美玲さんを抜擢した。ゲームそのままにキャラクターが再現されるともあり、その演技が期待される。
一方、映像もこれまでにないものとなるようだ。撮影にあたっては、東映京都撮影所に巨大法廷を建てられて、アトラクティブな法廷バトルシーンを完全再現する。
三池崇史監督はこれまでの作品にCG、VFXを多用してきたが、『逆転裁判』でも活用されそうだ。製作プロダクションをCG・VFXを得意とするオー・エル・エムであることも見逃せないだろう。
[キャストコメント]
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主演・成宮寛貴さん
「弁護士役は初挑戦なので、専門用語が多くて苦労していますが、朝は鳥と共に起き出して早くから撮影を頑張っています。
三池監督は黙っていると怖い、という印象でしたが、子供みたいなやんちゃな部分をお持ちなので、何が出てくるのかわからずワクワクします。僕ら出演者がゲームのまんまのキャラクターになっているので、ぜひ楽しみにしていてください!」
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斎藤 工さん
「三池監督と聞き胸が躍りました。
最高に魅力的な役なので全身全霊でしっかり“存在”したいと思います」
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桐谷美玲さん
「真宵に決まったと聞いてすごくうれしかったです。
霊媒師という特殊なキャラクターですが、性格は天真爛漫な女の子なので、助手として一生懸命、ナルホドくんをサポートしていきたいです。
原作も意識しつつ、私流の真宵を皆さんに見ていただければと思います」
ゲームキャラクター画像: (c)CAPCOM CO., LTD. 2001, 2005 ALL RIGHTS RESERVED.
映画『逆転裁判』
監督: 三池崇史
脚本: 飯田 武、大口幸子
出演: 成宮寛貴、斎藤 工、桐谷美玲
製作プロダクション: オー・エル・エム