5月8日に第5回TOHOシネマズ学生映画祭の決勝がお台場シネマメディアージュで開催された。決勝は3月13日に行われる予定であったが、東日本大震災の影響により延期されていた。 TOHOシネマズ学生映画祭には短編アニメーション部門もあり、西日本予選から決勝に進んでいた石田祐康氏の『rain town』が同部門でグランプリと特別賞のROBOT賞を受賞した。また、準グランプリは梶屋貴史氏の『Supernova』となっている。 石田氏は前作で監督した『フミコの告白』がネットで話題となり各映画祭やコンテストで受賞するなど一躍人気となった。今回受賞した『rain town』は、『フミコの告白』の前から制作が予定されていたもので卒業制作として今春完成させた。既に第9回インディーズアニメフェスタでグランプリ、動画アワード2011(春)で手塚眞・大宮エリー賞などを受賞している。 このTOHOシネマズ学生映画祭は、街の活性化やプロへの登竜門となることを目指し、学生を主体として実施されている。 第3回から特別賞のROBOT賞も新設されている。ROBOT賞は第81回アカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した『つみきのいえ』などで知られる映像制作会社のROBOTより授与される。 今回は石田氏の『rain town』が受賞したが、短編アニメーションがROBOT賞を受賞したのは今回が初となる。ROBOT賞はROBOTが実施している短編企画への参加資格も得られるため、今後の動向も期待される。【真狩祐志】TOHOシネマズ学生映画祭 /http://www.gakuseieigasai.jp/当サイトの関連記事/TOHOシネマズ学生映画祭 「フミコ」の石田祐康さん新作も第5回TOHOシネマズ学生映画祭 受賞作品[ショートフィルム部門]グランプリ 『恐竜いらない』 本田雅英準グランプリ 『カンニングペーパー』 岩崎麻利江[短編アニメーション部門]グランプリ 『rain town』 石田祐康準グランプリ 『Supernova』 梶屋貴史[CM部門]グランプリ 『ももよりつぶやき』 天野亜矢香準グランプリ 『そして伝説へ』 光益義幸特別賞:ROBOT賞 『rain town』 石田祐康
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