2009年劇場公開(国内2010年2月公開)されたアニメーション映画『コララインとボタンの魔女』の製作チームが、新たなアニメーション製作に乗り出す。映画製作のフォーカス・フィーチャーズ(Focus Features)とアニメーションスタジオ LAIKAは、5月4日に新作映画の製作発表を行った。 映画企画はふたつあり、第1弾は『ParaNorman』で2012年8月17日に米国公開する。監督はサム・フェル、クリス・バトラー、脚本もクリス・バトラーが担当する。本作も『コララインとボタンの魔女』と同様にストップモーションアニメーション、3D立体視となる。新しいジャンルの定着に一役買いそうだ。 『ParaNorman』はコメディ・スリラーで、ゾンビに支配された小さな町が舞台となる。主人公の少年ノーマンのみが死者と話をすることができ、彼は何世紀にもわたる呪いから町を救うために活躍する。 また2本目の作品は、2014年公開予定としている。ただし、こちらのタイトルは未定としており、詳細も明らかにされていない。 アニメーション制作を行うLAIKAは、創設者でCEOのトラヴィス・ナイトが率いるチームで劇場映画とコマーシャルに特化した映像制作を行う。その映像はクオリティーの高さで評価を受けており、ストップモーションのほか、2DやCGも手掛ける。 一方で、フォーカス・フィーチャーズは、NBCユニバーサル系の映画製作会社である。ユニバーサルと路線が異なり、より個性的な作品を世界に展開することを目指している。 『コララインとボタンの魔女』は、長年愛されて来たストップモーションアニメーションと最新の映像技術の融合で話題を呼んだ。ニール・ゲイマンの原作を人形で再現、そのアニメーションにCGで効果をつけ、さらに3D立体視とした。 作品はアヌシー国際アニメーション映画祭長編部門のグランプリを受賞したほか、米国アカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされるなど高い評価を受けている。また、興行収入は全世界で1億2000万ドルを超えるなど商業的にも成功し、ストップモーションアニメーションの新たな可能性を切り拓いた。LAIKA /http://www.laika.com/フォーカス・フィーチャーズ(Focus Features)/http://www.focusfeatures.com/
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