発行部数231万部突破の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」がテレビアニメ化され、3月14日22時55分よりNHK総合で放映開始する。番組を映像化することで、既に200万人以上の読者を持つ本書の魅力をさらに多くの人に届ける。アニメ化に加えて、6月4日公開の実写映画も決まっており、この3月からメディア展開がさらに広がる。 このテレビ放映に先立って、3月8日、新宿・紀伊国屋ホールにて、本、アニメ、映画に加えたもうひとつの『もしドラ』が披露された。人気声優による『もしドラ』の朗読劇である。朗読を行なったのは、人気声優 日笠陽子さん、花澤香菜さんのふたりだ。 日笠さんはテレビアニメで主人公 川島みなみ役を、花澤さんはその友人である宮田夕紀役を演じる。テレビ放映前に、メインキャストの二人がフルボイスを披露した。 ただし、今回の朗読は二人が自らの役を掛け合うのでなく、本書の中から気になるシーンをピックアップし、それぞれが一人でまるまる一節を朗読するというものだ。日笠さんの朗読したのは、みなみが野球部を甲子園に連れて行きたいと宣言し、そのリアクションを受けるシーン。そして、花澤さんは、夕紀がみなみに自身の野球に対する思い入れを告白するシーンである。 テレビアニメやラジオのパーソナリティの声に聞きなれた二人だが、朗読劇の瞬間はいつもとは異なる二人の才能が発揮された。時にはたんたんと、時には感情豊かに、そして一人が読んでいるとは思えないキャラクターの演じわけ、読書では味わえない息遣いが作品を盛り上げる。 まさに声のプロならの技である。来場した観客も開幕当初のテンションの高い盛りあがりから一転、二人の朗読に聞き入っていた。 当日は、朗読に加えて、テレビアニメのオープニングテーマ「夢ノート」を歌うazusaさん、エンディングテーマを歌うmomoさんもゲスト出演、その歌声をライブで披露した。『もしドラ』を読んで、自ら作詞、作曲をしたというazusaさんは、東京で歌うのは初めてと緊張の様子。 momoさんは札幌出身の14歳中学生、制服姿の登場に会場を驚かせた。若々しいキャラクターと対照的な大人の歌いっぷりが会場を沸かせた。 さらに当日は、朗読劇とライブに引き続き、既に絶賛配信中のウェブラジオ『程高放送部~もしドラジオ~』の公開録音も行なわれた。ラジオのパーソナリティは、日笠陽子さんと花澤香菜さんの二人、そしてazusaさんとmomoさんがゲストだ。 ラジオでは日笠さんと花澤さんの二人が、アーティストを紹介、楽曲の魅力を引き出すなどの楽しいトークを展開。さらに、4人でするゲームコーナーなど、楽しい企画で盛り上がった。今回、3月8日の収録分は、アニメイトTV内のウェブラジオにて、テレビ放映がスタート開始する3月14日に更新予定だ。テレビと併せてこちらも目が離せない。アニメ『もしドラ』 公式サイト/http://www9.nhk.or.jp/anime/moshidora/『もしドラ』 公式サイト/http://moshidora.jp/ウェブラジオ 『程高放送部~もしドラジオ~』/http://www.animate.tv/radio/details.php?id=moshidora
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