米国アカデミー アニメーション部門は「トイ・ストーリー3」
長編アニメーション部門(Animated Feature Film)は、リー・アンクリッチ監督による『トイ・ストーリー3』が選ばれた。ノミネートにはアニー賞で長編アニメーション部門を独占した『ヒックとドラゴン』
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このうち長編アニメーション部門(Animated Feature Film)は、リー・アンクリッチ監督による『トイ・ストーリー3』が選ばれた。ノミネートにはアニー賞で長編アニメーション部門を独占した『ヒックとドラゴン』や、世界的に高い評価を受けるシルヴァン・ショメ監督の『イリュージョニスト』もあったが、この2作品をかわした。
本作はCGアニメーションで次々に傑作を生み出すディズニー/ピクサーの代表作の第3作にあたる。第1作、第2作の製作時には、アカデミー賞に長編アニメーション部門がなかったこともあり、今回シリーズ初のアカデミー賞受賞である。また、本作は長編アニメーション部門も含めて作品賞など5部門にノミネートされていたが、「We Belong Together」にて歌曲賞(Original Song)も受賞している。2冠を手に収めた。米国映画界の本作に対する評価の高さを示すものと言えるだろう。
一方、短編アニメーション部門(Short Film (Animated))は、アンドリュー・ルヘマン氏とショーン・タン氏が共同監督した『The Lost Thing』であった。オーストラリアとイギリスの合作となった本作は、今年のフランス・アヌシー国際アニメーションフェスティバル短編部門のグランプリ・クリスタル賞の受賞作でもある。アヌシーに続く大きな受賞となる。
作品はショーン・タン氏が自身で描いた絵本を映像化したものである。長さはおよそ15分ほど、空き瓶のコレクションが趣味の男の子が、浜辺で奇妙な生物と出会ったことでファンタジックなストーリーが展開する。
第83回米国アカデミー賞(83rd Annual Academy Awards)公式サイト
/http://www.oscars.org/awards/index.html