笹川ひろし×布川ゆうじ対談 宮城・仙台のアニメ振興で | アニメ!アニメ!

笹川ひろし×布川ゆうじ対談 宮城・仙台のアニメ振興で

川ひろし氏と布川郁司氏によるトークイベントが行われる。日本のアニメ界を代表する二人による、珍しい企画となっている。

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 2月4日、宮城県仙台市のせんだいメディアテークにて、テレビアニメの黎明期からアニメ産業に深く関わってきた二人、笹川ひろし氏と布川郁司氏によるトークイベントが行われる。日本のアニメ界を代表する二人による、珍しい企画となっている。
 「対談 笹川ひろし×布川ゆうじ」アニメ産業振興セミナーと題するもので、宮城県と、宮城・仙台アニメーショングランプリ実行委員会が主催する。地域のアニメ産業振興に力を入れる宮城県のプロジェクトの一環となっている。

 笹川ひろし氏は、1950年代に手塚治虫氏に師事し、マンガ家としてデビューした。その後、1964年のアニメスタジオ 竜の子プロダクションの創設に参加、アニメーションディレクターとして活躍する。日本だけでなく、早い時期から海外で人気を博した『マッハGoGoGo』や『新造人間キャシャーン』、『ハクション大魔王』、『宇宙の騎士テッカマン』などの代表作がある。現在は、竜の子プロダクション顧問、『ヤッターマン』総監督としても活躍する。
 一方、布川郁司さんは、こちらも日本が世界に誇るアニメ作品『NARUTO-ナルト-』や『BLEACH』、『十二国記』などを製作する ぴえろ の代表取締役、創業者である。1967年に朋映プロ入社、虫プロや竜の子プロダクションなどでキャリアを重ねた。経営だけでなく、アニメーターや演出家など豊富な経験を持つ。現在は、日本動画協会の理事長も務める。

 トークは東北芸術工科大学 吉田正高氏の司会にて、二人の歩みやアニメの歴史、文化の流れを振り返る。また、現在のアニメに対する思いや提言なども求め、今後のアニメの展望ついて示すという。業界の黎明期から現在まで、最前線で活躍する二人の話からアニメの全体像に迫る意欲的な試みだ。セミナー開催の前には、「宮城・仙台アニメーショングランプリ2011」表彰式、受賞作品の上映会も開催する。
 イベントは2月4日15時から16時半まで、無料でも誰でも聴講可能だ。事前に電子メール、もしくはFAXで申込みが必要になる。

「対談 笹川ひろし×布川ゆうじ」アニメ産業振興セミナー
/http://www.pref.miyagi.jp/jyoho-i/grandprix2011.html

講師:
笹川ひろし (竜の子プロダクション顧問、「ヤッターマン」総監督)
布川ゆうじ (日本動画協会理事長、ぴえろ代表取締役社長)
モデレーター:
吉田正高氏(東北芸術工科大学准教授)

日時: 2月4日(金) 15時~16時30分
会場: せんだいメディアテーク1階オープンスクエア
参加費: 無料(駐車場有料) 定員: 120名

主催: 宮城県、宮城・仙台アニメーショングランプリ実行委員会

お申込み方法:
「参加申込書」に記入のうえ、2月3日(木)まで電子メール又はFAXにて申込み
《animeanime》
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