一橋大学イノベーション研究センターが責任編集するビジネスマネジメント誌「一橋ビジネスレビュー」は、12月10日発売の2010冬号で日本のアニメ・マンガ産業についての大型特集を組む。特集は「検証 COOL JAPAN 北米における日本のポップカルチャー」と題したものだ。 2000年代に入りクール・ジャパンという表現のもと、アニメやマンガなどの日本のポップカルチャーが世界を席巻していると伝えられることが増えている。しかし、同センターは、一方で海外における日本のポップカルチャーの展開と受容の在り方についての研究は現状で十分でないとする。そうした認識のもと今回の特集が組まれた。