2009年12月国内公開以来、日本での興収だけで154億円を超えるメガヒットとなった映画『アバター』が、新たな装いで再び姿をみせる。10月16日から全国の3D劇場限定で、『アバター<特別編>』の公開がスタートした。 本作は2009年の作品に新たに9分間の未公開シーンを加えた特別バージョンである。ジェームス・キャメロン監督が当初本編に盛り込むことを望みながら、様々な事情で断念した各シーンあらためて組みこんだバージョンとなる。このなかにはオリジナルには登場していなかった2種類の新たなクリーチャーやツーティの死、そしてナヴィの愛の表現などが含まれる。 『アバター』のヒット以来、国内外で3D映画の上映が増えている。しかし、撮影段階から3D上映を目指した映画はまだまだ数が少ない。それだけに『アバター』の圧倒的な映像が、あらためて注目されている。全編2時間51分に及ぶ上映時間は、最新の3D映像を堪能出来るものとなりそうだ。 配給では今回が『アバター』を3D劇場の大スクリーンで観られる最後の機会ともしている。3Dブームに沸きかえる昨今、そのブームの火付け役のひとつでもある『アバター』をあらためて振り返るにもよいかもしれない。 画像: 『アバター<特別編>』(未公開シーンから) (C) 2010 Twentieth Century Fox 一方で、今回の『アバター<特別編>』公開にあたって、10月14日に都内劇場にて3D試写会イベントが行われた。イベントには、サプライズゲストとして熱狂的アバターファンという神田うのさんが、アバターのヒロイン ネイティリとなって登場し会場を沸かせた。 このアバターメイクは、このイベントのために6時間以上かけたものだという。顔と全身に特殊メイクを施し、さらにキャラクターそのままのセクシーコスチュームが映画公開を盛り上げた。 神田うのさんは、「すごく嬉しいし楽しい。今日はネイティリの妹“ウノティリ”です! 以前ジェームズ・キャメロン監督にお会いしたけど、まさか自分が変身するとは思いませんでした。」と大喜びだった。また、10月8日にニューカレドニアで8度目の結婚式を挙げたうのさんだが、かねてから夫からは「似てるね」と言われ続けていたという。アバター姿の写メールを「いろんなポーズして写真送ったら、バカウケでした」とのコメントだった。『アバター<特別編>』 /http://www.avatarmovie.jp10月16日(土) 3D限定全国ロードショー配給: 20世紀フォックス映画
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