2012年に鳥取で世界マンガサミット開催 日本で4回目 | アニメ!アニメ!

2012年に鳥取で世界マンガサミット開催 日本で4回目

鳥取県は、2012年に国際マンガサミットを開催する。9月15日から19日まで、韓国富川市で開催された第11回国際マンガサミットにて決定した。

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 鳥取県は、2012年に国際マンガサミット(International Comic Artist Conference)を開催する。9月15日から19日まで、韓国富川市で開催された第11回国際マンガサミットにて決定した。2011年の第12回大会は既に中国での開催が決定しており、鳥取県での開催はそれに続くものだ。
 国際マンガサミットはアジアマンガサミットを前身としていることもあり、これまで東アジア各国で毎年開催されてきた。日本での開催は第1回の東京と福島、第5回横浜、第9回京都に続く4回目となる。世界有数のマンガ大国である日本を舞台に、各国のマンガ家交流することになる。

 マンガサミットのスタートは、東アジアのマンガ家たちによる交流にある。マンガ文化の国際的な広がりや文化としての認知度の向上を背景に年々その規模を拡大している。2007年のInternational Comic Artist Conferenceとして、より幅広い地域から参加する国際イベントとなった。現在はマンガ家共通の問題に取り組むとして、国際会議やイベント、展示会なども行われる。
 今年は韓国富川市で同国最大のコミックス・マンガイベント第13回富川国際コミックス・フェスティバルと同時開催となった。会期中は国際会議や企画展、アワードなど多彩なイベントで盛り上った。

 鳥取県は『ゲゲゲの鬼太朗』の作者水木しげるさん、『名探偵コナン』の青山剛昌さん、『遥かな町へ』の谷口ジローさんら、人気が高く、国際的に知名度の高いマンガ家を輩出している。これまで県内自治体が水木しげる記念館、水木しげるロード、青山剛昌ふるさと館といった記念施設を設立し、県出身の作家やその作品を盛り上げてきた。また、そうした施設やイベントは地域の観光資源としても力を発揮している。
 鳥取県はこうしたマンガ文化をさらに活性化させるべく、「まんが王国とっとり」を掲げて取り組んでいる。その目玉としてかねてより国際マンガサミットの誘致を進めてきた。今回の開催地決定は、こうした活動にさらにはずみをつけることになりそうだ。

鳥取県 /http://www.pref.tottori.lg.jp/
International Comic Artist Conference /http://www.intercomicon.org/
《animeanime》
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