今敏監督「妄想代理人」 ファミリー劇場で追悼番組 | アニメ!アニメ!

今敏監督「妄想代理人」 ファミリー劇場で追悼番組

CS大手のファミリー劇場が今 敏監督が原作、総監督を務めたテレビアニメシリーズ『妄想代理人』を特集集中放映する。9月10日深夜1時半から5時半までの

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kontokusyuu.jpg CS大手のファミリー劇場が今 敏監督が原作、総監督を務めたテレビアニメシリーズ『妄想代理人』を特集集中放映する。9月10日深夜1時半から5時半までの4時間に第1話から第7話まで、翌週9月17日には同深夜1時半から5時半まで第8話から第13話までとなる。2週にわたり全13話を紹介、今 敏監督の業績を振り返る。
 今回の特集放映は、8月24日に46歳で逝去した今 敏監督の功績を讃えるものとして、ファミリー劇場が番組を変更して企画した。監督の4本の映画と較べて紹介される機会が少なかった『妄想代理人』を広く知って貰える機会となるだろう。

 今 敏監督の作品では、既に『PEFECT BLUE』や『東京ゴッドファーザーズ』、『パプリカ』の3本の映画が他局で追悼放映されることが決まっている。
 また、10月30日から11月5日まで、東京・早稲田松竹で『千年女優』、『東京ゴッドファーザーズ』、『パプリカ』の追悼上映が行なわれる。様々な場所で、追悼企画が行われている。

 『妄想代理人』は、2004年にマッドハウスのもと制作されたテレビシリーズである。作品はその後に続く劇場映画『パプリカ』にもつながる現実と虚構が入り乱れる作品だ。今 敏監督は生前に、制作にあたっては劇場アニメしか撮ったことのないと批判されることへの反発もあったと語っている。結果として、監督が手がけた唯一のテレビシリーズとなった。
 作品は「通り魔“少年バット”による被害」という一つの事件を中心に展開する。事件を取り巻く13人の登場人物、虚構と現実が入り乱れ、事件は奇怪な様相を呈しながら広がって行く。サイコサスペンスの傑作となっている。
画像: (c)今 敏・マッドハウス/「妄想代理人」製作委員会

今敏監督追悼番組 
『妄想代理人』
(2004年・全13話)
原作・総監督: 今 敏
キャラクターデザイン: 安藤雅司
制作: マッドハウス

ファミリー劇場 /http://www.fami-geki.com
第1話~第7話 9月10日(金)深夜1時半~5時半
第8話~第13話 9月17日(金)深夜1時半~5時半
《animeanime》
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