VIZ Mediaはパネルだけでなく、展示会場の中でも大型ブースを設けて注目を浴びていた。日本マンガ出版社の中では最大、唯一つの大型ブースである。ブースでは『NARUTO』や『バクマン。』のほか、現在女性読者に圧倒的な人気を誇っている『ヴァンパイア騎士』などを大きく打ち出していた。 こちらも人気が高く、連日ブースは大勢の人出で賑わっていた。2年続きの売上げ減少などで、暗い話題の続く米国の日本マンガ市場だが、VIZ mediaのブースでは依然日本マンガが子どもたちから大きな支持を受けていることを感じさせた。