2011年1月12日よりBlu-ray Disc、DVDでリリースされる『SUPERNATURAL THE ANIMATION』が、米国でも大きな話題を集めている。7月25日には、カリフォルニア州サンディエゴ市で開催されたコミコン(Comic-con International)の『SUPERNATURAL』パネルイベントでも紹介され、キャラクタービジュアルも正式に公開された。主役二人の兄弟のキャラクターデザインは、テレビシリーズで演じるジェンセン・アクレスとジャレッド・パダレッキのビジュアルを活かしており、米国ファンに強い印象を残した。 当日のパネルのゲストには、ジャレッド・パダレッキ、ジェンセン・アクレスのほか、共演するミシャ・コリンズ、ジム・ビーバー、原作・製作総指揮のエリック・クリプキ、製作総指揮のベン・エドランド、サラ・ギャンブルが登場するオールスター体制となった。会場となった5000人収容のシアターは入場規制が出るほどの超満員、米国での作品の人気の高さをみせつけた。
パネルトークではその製作発表が世界中で話題となった『SUPERNATURAL THE ANIMATION』についての期待や興奮が語られた。アニメ版『SUPERNATURAL』が、5000人のファンに大きくアピールされた。 エリック・クリプキは、「このシリーズのアニメが作られるという事はスーパースーパークールだよ。アニメだから、実写ではできないような、例えば触手のあるモンスターとかを登場させられるからね」と話し、アニメだからこそ出来る表現に期待を込めた。 また、会場ではアニメ版の英語吹替えのうち2話分をジェンセンとジャレッドが演じることも明らかにされた。ジェンセンはこれについて「それはきっと興味深いものになるよ。ぼくの日本語はひどいからさ(笑)」と、会場の笑いを誘いながら紹介した。
『SUPERNATURAL THE ANIMATION』は、米国の人気ドラマをワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューションがアニメ製作する。海外でも高い評価を受ける日本のアニメスタジオ マッドハウスがアニメ制作をする。 これまでにもワーナー・ブラザーズは、日本のアニメスタジオとコラボレーションを行ってきたが、今回は日本のワーナー・ホーム・ビデオが中心となる。企画や制作にも日本のアニメスタイルがより色濃く表現される。2011年に日本発の海外ドラマ アニメ化が、世界的に大きな話題を呼びそうだ。 画像: (c)2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.