ソウル国際マンガアニメーションフェスティバル(SICAF)2010が、今年7月21日から25日まで開催される。今回で14回目を迎えるこのSICAFは、韓国では最大のアニメーションフェスティバルとして知られる。 賞の行方を占うコンペティションには、日本国内から昨年は『東のエデン』など8作品がノミネートされていた。今回は長編部門に『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~』、短編部門に『Je T'aime』、学生部門に『灰買いもきち』、『Flesh Color』、『Lizard Planet』、テレビシリーズ部門に『ジャングル大帝-勇気が未来を変える-』の6作品となっている。 長編部門の『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~』とテレビシリーズ部門の『ジャングル大帝-勇気が未来を変える-』は、共に昨年フジテレビ開局50周年記念作品として制作された作品だ。昨年の『東のエデン』もフジテレビ系列の「ノイタミナ」で放送された作品であることから、今年もフジテレビでの取り組みが反映されているような見方も出来なくもない。 また短編部門の『Je T'aime』は、今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルにノミネートされたことで公になった作品だ。この『Je T'aime』は押井守監督の作品でありながら、これといった情報が公式に発表されていないことでも話題を呼んでいる。 学生部門の3作品中、『Lizard Planet』は第15回学生CGコンテストで最優秀賞など、これまでも様々な受賞となってきた作品である。作者の上甲トモヨシ氏は今年、東京国際アニメフェア2010のクリエイターズワールドに出展していた。【真狩祐志】ソウル国際マンガアニメーションフェスティバル /http://www.sicaf.or.kr/当サイトの関連記事/韓国SICAF2009 日本から「東のエデン」など公式出品
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