今年で10回ラピュタアニメーションフェス 上映作品決定 | アニメ!アニメ!

今年で10回ラピュタアニメーションフェス 上映作品決定

 世界各国の良質のアニメーションを紹介するために2000年から続けてきたラピュタアニメーションフェスティバルが今年で10回目を迎える。そのフェスティバルの開催が近づいてきた。5月9日からおよそ1ヶ月間、今回もラピュタ阿佐ヶ谷を会場に国内初公開の海外作品を多数

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laf2010.jpg 世界各国の良質のアニメーションを紹介するために2000年から続けてきたラピュタアニメーションフェスティバルが今年で10回目を迎える。そのフェスティバルの開催が近づいてきた。5月9日からおよそ1ヶ月間、今回もラピュタ阿佐ヶ谷を会場に国内初公開の海外作品を多数含めて上映する。
 その上映ラインナップがこのほど出揃った。海外の作品だけでなく、国内若手の作品も取り混ぜて、アニメーション映像表現の広がりを紹介する。
 さらに、今回は特集上映として片渕須直監督の作品を取り上げる。昨年暮れにラピュタ阿佐ヶ谷での上映もきっかけとなり大きなムーブメントになった『マイマイ新子と千年の魔法』と監督の劇場前作の『アリーテ姫』である。『アリーテ姫』は劇場上映の少ない作品だけに、チエックしておきたいところだ。

 第10回目となる今年は、エストニア、ドイツ、スイスといった国々の作家にスポットをあてている。なかでも、エストニアの巨匠であるプリート・パルンさんの最新作『雨の中のダイバー』が上映されるのは見所のひとつだろう。
 さらに『プリーズ・セイ・サムシング』でベルリン映画祭短編部門グランプリを受賞したドイツのなど、世界の最新のアニメーション・シーンを紹介する。ラピュタアニメーションフェスティバルならではラインアップだ。
 また、日本の作家では若手作家に注目する。「日本の注目若手作家たち」のプログラムで、和田淳さん、水江未来さん、一瀬皓コさん、植草航さんらの作品が紹介される。さらに「立体アニメーションのいま」と名づけた特集でも、日本作家が多数取り上げられる。

 「第10回 ラピュタアニメーションフェスティバル 2010」は、5月9日から6月5日までラピュタ阿佐ケ谷にて開催。
 入場料金は一般1200円、シニアと学生は1000円、さらに会員800円、3回券2700円などの割引価格も設定されている。また水曜はサービスデーで1000円均一となっている。

特集上映『第10回 ラピュタアニメーションフェスティバル 2010』
/http://www.laputa-jp.com/laf/
詳しいプログラムはこちらで確認ください。 
/⇒ ラピュタアニメーションフェスティバル 2010 プログラム

開催期間: 2010年5月9日(日)〜2010年6月5日(土)
開催場所: ラピュタ阿佐ケ谷
主催: ラピュタアニメーションフェスティバル実行委員会(ラピュタ阿佐ケ谷内)
後援・協力: 杉並区、株式会社ふゅうじょんぷろだくと、アート・アニメーションのちいさな学校
入場料金:
一般 1200円、シニア・学生 1000円、会員 800円、3回券 2700円
水曜サービスデー 1000円均一

上映内容
~世界のアニメ−ションが大集合した魅力的なプログラム〜

[メインプログラム:世界の未知なるアニメーション作家たち]

■ マッティ・キュット(エストニア)[4作品/計68分]
〜自由奔放なシュルレアリスム作家〜

■ ジョルジュ・シュヴィツゲベル(スイス)[14作品/70分]
〜色彩をリズムとともに奏でる映像〜

■ デヴィッド・オライリー(ドイツ)[5作品/計37分]
〜新時代のデジタル・アニメ−ション〜

■ ギル・アルカベッツ(ドイツ)[計10作品/計60分]
〜理知に富んだユーモアセンス〜

■ イゴール・コヴァリョフ(ウクライナ/アメリカ)[5作品/70分]
〜作品を貫く暗示に満ちた緊張感〜

[その他のプログラム]

■ エストニア最新作品集[4作品/計68分]
■ エストニア作品集 [3作品/計66分]
■ エストニアの巨匠 プリート・パルン 待望の最新作『雨の中のダイバー』
■ 日本の注目若手作家たち
■ ユーリー・ノルシュテイン作品集[5作品/計71分]
■ ベラルーシ作品集
■ ズデネック・ミレル作品集(チェコ)
■ ふしぎな庭(チェコ)
■ 立体アニメーションのいま

[特別上映 片渕須直監督特集]
『マイマイ新子と千年の魔法』(2009)
『アリーテ姫』(2001)
《animeanime》
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