しかし一方で、メイセック氏が『ロボテック』や『宇宙海賊キャプテンハーロック』と『1000年女王』の2作品を合わせた番組『Captain Harlock and the Queen of a Thousand Years』で行った編集は、オリジナルの価値を損なうと米国のファンから厳しい批判も受けている。メイセック氏はこれについて、当時はそうしたかたちでなければ日本アニメをテレビ放送することは不可能であったとたびたび反論している。 そうした批判にも関らず、同氏が米国における日本アニメの普及に果たした役割は誰も認めることである。また、同氏の早過ぎる死で、日本アニメの創成期の貴重な証人が失われたことになる。