原作者浅野いにおさんも満足 「ソラニン」初日舞台挨拶 | アニメ!アニメ!

原作者浅野いにおさんも満足 「ソラニン」初日舞台挨拶

「ソラニン」という曲を通じて音楽への夢を実現しようとする若者たちを描いたマンガ『ソラニン』は、2005年浅野いにおさんの手によって誕生した。そのマンガの中に込められた想いを映像化した『ソラニン』が、4月3日全国公開をスタートした。

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 「ソラニン」という曲を通じて音楽への夢を実現しようとする若者たちを描いたマンガ『ソラニン』は、2005年浅野いにおさんの手によって誕生した。そのマンガの中に込められた想いを映像化した『ソラニン』が、4月3日全国公開をスタートした。
 公開初日には新宿ピカデリーにて、初日舞台挨拶も行われた。映画公開を待ちわびたファンの前に現れたのは、主演の宮崎あおいさん、高良健吾さん、桐谷健太さん、近藤洋一さん、それに三木孝浩監督と原作者の浅野いにおさんという豪華な顔ぶれである。

 芽衣子役を演じた宮崎あおいさんは、この日も映画を後ろから覗いて観ていたという。そして「ライブシーンを観て、撮影を思い出し懐かしくなりました。皆さんがどんな思いでご覧になっているのかなとソワソワしながら見ていました」とお客さんの様子が気になった様子だ。
 そのライブシーンについて種田を演じた高良健吾さんは、「その日、自分の出番はなかったのですが、宮崎さんがクランクアップと聞いて、見に行きたかったので行きました。生で見たライブシーンはすごく感動的で、「種田、よかったね」と思いました」とグッと来たという。また、当日は自身はいない設定だったので、宮崎さんに見つからない様に隠れていたエピソードも紹介した。

 浅野いにおさんは、映画化にあたって現場によく遊びに行った。三木監督はそんな浅野いにおさんを「浅野先生はまったく偉ぶることがなくて、気さく過ぎるくらいで、スタッフ・キャストほぼ全員の台本に直筆でイラストを描いてくれたんですよ」と現場のエピソードを披露した。
 今回の映画化について浅野いにおさんは、「連載が終了して5年が経ちますが、こうして作品が残っているのが幸せだと思います」と作品世界がマンガから映画に広がって行くことに感慨深げだった。

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        (c)2010 浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会
        写真:太田好治

映画『ソラニン』 公式サイト /http://solanin-movie.jp/
新宿ピカデリー、渋谷シネクイント他にて上映中
《animeanime》
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