
舞台は遠い遠い昔、そして遥か彼方に存在するバーク島。そこではもう長い間、バイキングとドラゴンが戦い続けていた。そんななか冴えないバイキングの少年ヒックは、傷ついた一匹のドラゴン トゥースと出会う。本来は敵同士である二人の友情は、やがて世界を変える奇跡へとつながって行く。
作品の監督は映画『リロ&スティッチ』の監督も勤めたクリス・サンダースさん、彼の得意とする友情が今回も物語の軸となる。少年とドラゴンの友情がこの夏、多くの人に届けられる。
もうひとつの見所は、『シュレック』や『マダガスカル』などで数多くのアニメ映画のヒットを生み出してきたドリームワークスアニメーションにとって、『ヒックとドラゴン』は初の本格的ファンタジーとなることだ。ドラゴンという伝統的なファンタジーのテーマが、ドリームワークスの手でどのように表現されるのか目が離せない。
米国での公開は3月26日、前作『モンスターVSエイリアン』から一年とドリームワークスアニメーションの劇場公開としてはかつてなく期間が空いている。これも『ヒックとドラゴン』を万全の準備の中でリリースするというものだ。
さらに『ヒックとドラゴン』国内では、全国子ども会連合会から「子ども会推奨マーク」の認定を受けた。「子ども会推奨マーク」制度は、全国子ども会連合会が、子どもたちの健全な育成に寄与する製品や施設、サービス、作品を認定するもの。2010年より始まっている。今回は映画としては初の認定となる。映画の核となる友情、そして人間と動物達の共存についても考えさせるメッセージ性が評価された。
日本の公開は、全国超拡大ロードショーとなるとこと。この夏話題の大型映画になることは間違いなさそうだ。


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『ヒックとドラゴン』 /http://hic-dragon.jp
2010年8月7日新宿ピカデリー他 全国ロードショー
配給: パラマウント ピクチャーズ ジャパン