「TOKYO ANIMA!」六本木で開催 加藤久仁生氏ら作家30名 | アニメ!アニメ!

「TOKYO ANIMA!」六本木で開催 加藤久仁生氏ら作家30名

3月27日と28日に国立新美術館で「TOKYO ANIMA! -BOOT UP-」が開催される。この「TOKYO ANIMA! -BOOT UP-」は、六本木アートナイト2010の一環として開催される。
 六本木アートナイトは、アートと街の一体化という非日常な体験を楽しむライフスタイルを提案し、

ニュース
注目記事
 3月27日と28日に国立新美術館で「TOKYO ANIMA! -BOOT UP-」が開催される。この「TOKYO ANIMA! -BOOT UP-」は、六本木アートナイト2010の一環として開催される。
 六本木アートナイトは、アートと街の一体化という非日常な体験を楽しむライフスタイルを提案し、六本木の文化的イメージの向上および大都市・東京の先駆的な街作りのモデル創出を目的としている。そしてアートの祭典として、世界的に広く認知されることを目指す。

 六本木アートナイトは昨年から開始されたもので、映像に関するものでは、昨年はNHK BS2で放送中のデジタル・スタジアムも「デジスタ・ナイト&デイ」というイベントを行っていた。商業や文化にまつわる施設が様々に集積した六本木に、会期中はアートからデザイン、音楽、映像、演劇、舞踏に至るまで多様な作品が点在する。
 会場は六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、国立新美術館、六本木商店街に分かれている。「TOKYO ANIMA! -BOOT UP-」は国立新美術館で行われる。

 「TOKYO ANIMA! -BOOT UP-」のプログラムは、参加するアニメーション作家30名の作品をレッド・グリーン・ブルーといった3つの区分での上映、シンポジウム「こういうアニメーションもあるんです。-動く絵画のこれまでとこれからと。」となっている。
 参加作家30名は、主に東京工芸大学、東京造形大学、武蔵野美術大学、東京藝術大学、多摩美術大学などの在卒生となっている。なかでも特に第81回アカデミー賞で『つみきのいえ』が短編アニメーション賞を受賞した加藤久仁生氏など、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科出身作家の多さ
が目を惹く。同学科のキーとなる作家や作品の10年間の概要に触れる機会としても有益だ。

 シンポジウムは初日のみ行われる。第1部の「『アニメーション』をつくる」では、自身も参加作家であるTOKYO ANIMA!実行委員長の藤田純平氏がモデレーターを務める。登壇者は加藤久仁生氏、水江未来氏、大山慶氏を予定している。
 第1部の登壇者も引き続いて参加する第2部の「『アニメーション』のこれから」には、国立新美術館の室屋泰三氏、CG-ARTS協会の阿部芳久氏、東京国立近代美術館フィルムセンターの岡田秀則氏の登壇を予定する。
【真狩祐志】

TOKYO ANIMA! -BOOT UP- /http://tokyo-anima.com/
六本木アートナイト /http://www.roppongiartnight.com/

TOKYO ANIMA! -BOOT UP- シンポジウム 3月27日17時
「こういうアニメーションもあるんです。-動く絵画のこれまでとこれからと。」

第1部「アニメーション」をつくる
 藤田純平(実行委員長・モデレーター)
 加藤久仁生(出品作家)
 水江未来(出品作家)
 大山慶(出品作家)

第2部「アニメーション」のこれから
 室屋泰三(モデレーター・国立新美術館)
 阿部芳久(CG-ARTS協会)
 岡田秀則(東京国立近代美術館フィルムセンター)

※第1部の登壇者も参加
TOKYO ANIMA! -BOOT UP- 上映作品一覧

レッドプログラム
 『アニマルダンス』 大川原亮
 『コルネリス』 中田彩郁
 『HAPPY BOGGYS』 クリハラタカシ
 『考える練習』 野上寿綿実
 『To tommorrow from tommorrow』 洞口祐輔
 『パンク直し』 岡本将徳
 『KURO』 稲葉卓也
 『葬儀屋と犬』 橋本新
 『Orchestra』 大川原亮、奥田昌輝、小川雄太郎
 『THE CROCKWORK CITY』 加藤隆

グリーンプログラム
 『てんとう虫のおともらい』 近藤聡乃 
 『family』 山田園子
 『JAM』 水江未来
 『ゆうぐれ』 坂井治
 『ANIMA』 ホッチカズヒロ
 『A PLAY』 村井智
 『そういう眼鏡』 和田淳
 『忘却星』 藤田純平
 『ファンシー不動産』 坂元友介

ブループログラム
 『快楽の園』 奥田昌輝
 『Lizard Planet』 上甲トモヨシ 
 『two tea two』 一瀬皓コ
 『夢について』 森川耕平
 『Lego Animals A→E』 土田ひろゆき
 『small house』 西野宮桂太
 『雪』 加藤久仁生
 『HAND SOAP』 大山慶
 『鬼』 細川晋
 『足の生えた魚』 坂本サク
 『Love la Doll』 山中幸生
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集