ラレコ4年ぶりの新作タイトルはテレビ放映でスタート | アニメ!アニメ!

ラレコ4年ぶりの新作タイトルはテレビ放映でスタート

 2005年末にインターネットで発表されとたちまちブームを巻き起こした『やわらか戦車』、その作者ラレコさんの新作が4年ぶりに登場する。蚊をモチーフにしたショートアニメ『ちーすい丸』である。
 軽快なボサノヴァ風のテーマ曲をバックに、会社員ノブオと蚊のちーす

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 2005年末にインターネットで発表されとたちまちブームを巻き起こした『やわらか戦車』、その作者ラレコさんの新作が4年ぶりに登場する。蚊をモチーフにしたショートアニメ『ちーすい丸』である。
 軽快なボサノヴァ風のテーマ曲をバックに、会社員ノブオと蚊のちーすい丸の攻防を軽やかに描く。『やわらか戦車』や『くわがたツマミ』で見せた、ナンセンスで軽快なギャグがより進化して、その姿を見せることになりそうだ。

 『やわらか戦車』の際には、インターネット動画配信をスタートに、DVDや絵本、キャラクター商品、音楽と多彩な展開が話題を呼んだ。「アニメのヒット作はテレビから生まれる」との風潮がまだ強かった時代に、新しいアニメビジネス、キャラクタービジネスを提示した作品でもある。
 ところが今回『ちーすい丸』は、日本テレビでの放送から始まる。2月6日から毎週土曜日22時54分の番組としてスタートする。

 ただし、この放送は、通常のテレビ放送と異なるいくつもの仕掛けを設ける。アニメの放送と合わせてtwitterなどのソーシャルメディア、ウェブメディアを活用する。例えばテレビ放送と並行して、リアルタイムで作者ラレコやスタッフがtwitterでツイートしたり、質問に答えたりする
 テレビを利用しながらも、ラレコの原点であるウェブ、そしてファンとのコミュニケーションが取り入れられる。『やわらか戦車』から4年、テレビとネットの距離が当時では考えらなかったほど縮まったようだ。

 また、日本テレビのケータイサイトでは、放送と同時に着うたやムービーといったデジタルコンテンツを販売する。アニメを製作するファンワークスによれば、テレビ放映を連動させたキャラクタービジネスとの位置づけだ。
 アニメ放映はテレビの広報枠を活用する予定である。テレビ通販や東京ガールズコレクションのモバイルを通じたショッピング、さらには流行のtwitterなど、これまでに見られなかった様々な要素が盛り込まれている。新しいタイプのアニメビジネス、キャラクタービジネスとしても注目である。

ファンワークス  /http://www.fanworks.co.jp/

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日テレ ちーすい丸 公式サイト
/http://www.chisuimaru.com
第2日テレ ちーすい丸予告編!(動画)
/http://www.dai2ntv.jp/player/index.html?item_id=NtvI10004442
ちーすい丸 on twitter
/http://twitter.com/chisuimaru/
《animeanime》
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