キャラクター企画・開発のファンワークスは、現在、青森県内の縄文遺跡、縄文文化をモチーフとしたアニメ制作を進めていることを明らかにした。 このアニメは、ファンワークスと青森県、そしてNPO法人jomonism(ジョウモニズム)が協力して進めるものである。青森県の豊かな文化である縄文の魅力をアピールすることを目的とする。 作品はあいはらひろゆき さん作、下田冬子さんが絵を手掛ける絵本「クックル~ひかりのみち(仮)」を原作とする。また、映像監督には新進気鋭の映像作家 井上雪子さんを迎えている。文化のアピールということで、フレッシュな親しみ易い映像が目指される。予告動画は、既にYouTubeでも公開されている。 ファンワークスは、地方自治体と協力したキャラクター開発や映像作品づくりに力を入れている。これまでににも大阪やニセコといった地域でキャラクターを使ったプロモーションを行ってきた。なかでも、昨年は富山テレビ放送、ピーエーワークス、The BERICHと共同して製作した「富山観光アニメプロジェクト」がデジタルコンテンツグランプリの錦賞を受賞するなど高い評価を受けている。今回もこうしたこれまでのノウハウが活用される。 この「クックル~ひかりのみち(仮)」の映像と絵本の世界が、その公開に先立って1月23日、24日の2日間公開される。東京・神宮前のアッセンブリールーム632にて、開催される「縄文×jomonism ART展」で、絵本の原画とファンワークスによる映像の一部を公開する。 「縄文×jomonism ART展」は、土偶を中心に青森の縄文を紹介するほか、縄文にインスピレーションを受けた新進気鋭の若手アーティストのアート展を同時展開するもの。大昔のアートと最先端のアートが競演するものだ。「クックル~ひかりのみち(仮)」も、こうした多彩なアート表現を盛り立てる。ファンワークス /http://www.fanworks.co.jp/「クックル~ひかりのみち(仮)」予告編/http://www.youtube.com/watch?v=F4ZxpCS-kNc「縄文×jomonism ART展」 /http://www.aptinet.jp/ap_tokoton05.html日程: 2010年1月23日(土)~24日(日) 11時~18時会場: アッセンブリールーム632 (東京都渋谷区神宮前)入場料: 無料主催: 青森県 協力: NPO法人jomonism (事務局)