アニメビズ10大ニュース(10) 国内3DCG長編劇場アニメ公開
2009年は、相次いで長編劇場映画が公開された。その中でプロダクション I.Gとマッドハウス、国内の長編アニメ制作を代表するアニメスタジオが相次いで3D CGアニメーションの作品を公開した。
プロダクション I.Gが『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』、マッドハウスが
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プロダクション I.Gが『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』、マッドハウスが『よなよなペンギン』である。いずれの作品も、3D CGでありながら、いわゆる米国のピクサータイプのアニメーションと一線を画しているのが特徴である。同時に、日本でも本格的な3D CGのアニメーションの制作が可能であることを示した。
プロダクション I.Gとマッドハウスは、日本の2Dアニメ、手描きアニメのトップクラスの制作を行ってきたアニメスタジオである。国内ではこれまで日本のアニメの特徴は2Dアニメ、2Dアニメを制作することでその個性を維持出来るとの主張も少なくなかった。
しかし、両スタジオが、今後は2Dと同時に3D CGでも積極的に作品制作をする意志を持っていることが明らかになった。今は日本のアニメ界では小さな一部だが、今後3D CGの活用がさらに進むことを感じさせる2作品の公開であった。