東京国際アニメフェア 功労賞に高畑監督、サンライズ創設者ら9人 | アニメ!アニメ!

東京国際アニメフェア 功労賞に高畑監督、サンライズ創設者ら9人

 東京国際アニメフェア実行委員会は、「東京国際アニメフェア2010 第6回功労賞」の顕彰者をこのほど発表した。功労賞はアニメの制作や技術、表現、人材育成などを通じて、アニメ産業の形成、振興、文化や歴史に寄与してきた人物を顕彰する。2005年より設けられている

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 東京国際アニメフェア実行委員会は、「東京国際アニメフェア2010 第6回功労賞」の顕彰者をこのほど発表した。功労賞はアニメの制作や技術、表現、人材育成などを通じて、アニメ産業の形成、振興、文化や歴史に寄与してきた人物を顕彰する。2005年より設けられている。
 近年は、主な活躍分野ごとに数名が顕彰されている。2010年は、「プロダクション設立者」、「プロデューサー」、「監督」、「アニメーター」、「美術監督」、「音響監督」、「声優」、「編集」の8分野から9人の名前が挙がった。

 「プロダクション設立者」は、1972年に設立された有限会社サンライズスタジオの創立メンバーで、社長を務めた故岸本吉功さんとなった。有限会社サンライズスタジオは、その後、株式会社日本サンライズとなり、『機動戦士ガンダム』シリーズなどを生み出した。現在は株式会社サンライズとして日本有数の大手アニメ製作会社となっている。
 また、「監督」は高畑勲さんである。『じゃりン子チエ』や『火垂るの墓』などの作品で知られており、宮崎駿監督と並ぶスタジオジブリの顔でもある。

 「アニメーター・作画監督」はふたりである。小田部羊一さんと故奥山玲子さんの夫妻を顕彰する。ふたりは、共に東映動画(現東映アニメーション)出身で、1960年代から70年代初頭にかけて日本のアニメ史を彩った東映動画の長編劇場アニメの作画にて中心的な役割を果たした。
 「プロデューサー」は学研にてアニメ事業を手掛けた神保まつえさんである。「美術監督」の土田勇さん、「音響監督」の故山崎あきらさん、「編集」の古川雅士さんと、戦後アニメの創世期から現在まで、一線で活躍してきたベテランが選らばれた。「声優」の加藤精三さんは、『巨人の星』の星一徹をはじめ、現在までいぶし銀のキャラクターを数多く演じてきた。

 功労賞の贈賞式は、例年、東京国際アニメフェアの会場にて、東京アニメアワードの贈賞式と共に行っている。
 2010年の東京国際アニメフェアは、3月25日から28日までの開催を予定している。前半2日間をビジネス向けのビジネスデー、後半2日間を一般公開するパブリックデーとする。
*(功の字は本来は「力」の部分が「刀」)

東京国際アニメフェア2010 公式サイト /http://www.tokyoanime.jp/ja/

[第6 回功労賞顕彰者]

■ プロダクション設立者: 岸本吉功
                 *(功の字は本来は「力」の部分が「刀」)
■ プロデューサー: 神保まつえ
■ 監督: 高畑勲
■ アニメーター・作画監督: 小田部羊一
                  奥山玲子
■ 美術監督: 土田勇
■ 音響監督: 山崎あきら
■ 声優: 加藤精三
■ 編集: 古川雅士
《animeanime》
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