1973年にデビュー、1991年のボーカル フレディ・マーキュリー逝去後も、その高い評価と人気が衰えることないQUEENは、20世紀を代表し、さらに現在につながるロックバンドである。QUEENの代表作で、バンドの魅力を強力に印象づける名曲が「ボヘミアンラプソディー」だ。 その「ボヘミアンラプソディー」が日本マンガ界の巨匠松本零士さんとコラボレーションし、オリジナルアニメーションによるミュージックビデオとなった。『ボヘミアンラプソディー feat. 松本零士』である。アニメ企画・開発のシンク、EMIミュージック・ジャパンが協力し製作、12月23日より携帯向けに有料配信を開始する。 ミュージックビデオは両社が新しく手掛けるListimation(リスティメーション)と名付けた映像作品展開の第1弾となる。Listimatioの特徴は、通常の音楽プロモーションビデオとは異なり、映像自体にオリジナルストーリーを持たせることだ。これまで名曲と知られてきた作品に新しい世界観を持たせ、新たな展開をはかる。 企画・プロデュースを手掛けるシンクは、今後もListimationのコンセプトに基づき、QUEENだけでなく、他のアーティストとのコラボレーションも進めるとしている。さらなる大物アーティストとクリエイターの登場も期待出来そうだ。 『ボヘミアンラプソディー feat. 松本零士』は、松本零士さんの原作により既にあるマンガ作品『Out of Galaxy銀のコーシカ』をモチーフにしたオリジナルアニメーション映像と『ボヘミアンラプソディー』楽曲がコラボレーションする。 2009年12月23日から携帯向けの動画配信サイトで、税込525円で販売、さらに2010年1月20日からはiTunes Store税込300円で販売される。 今回のコラボレーションで松本零士さんは、ボヘミアンラプソディーに関して「ある意味では明るく、メロディーラインが人の心に訴える非常にきれいな曲」と語る。 また「音楽はアニメーションにとって大切なもの。いい音楽があれば下手な絵もうまく見える。音楽によって絵に情感がのる。情感がのった絵は心に焼きつく。音楽はアニメーションにとって宝物」と、音楽とアニメーションのコラボレーションについて意欲的だ。シンク /http://www.think.ne.jpEMIミュージック・ジャパン /http://www.emimusic.jp/『ボヘミアンラプソディー feat. 松本零士』監督: 稲垣隆行原案: 松本零士作『Out of Galaxy銀のコーシカ』(企画・制作/発売元:サン電子)企画・プロデュース: シンク制作: ブロスタTV/ランドック・スタジオ発売・販売元: EMI ミュージック・ジャパンリリース予定日:2009年12月23日各携帯動画配信サイト価格525円(税込)2010年1月20日iTunes Store価格300円(税込)