3月21日と22日に、茨城県水戸市で開催されるコみケッとスペシャル5in水戸は、5年に一度行われる特別なテーマを持ったスペシャルイベントだ。 今回のテーマは「コミケでまちおこし」。開催地である水戸の地元自治体の協力も得ながら、地域と交流しながらのイベント企画が現在進行している。 そうしたなか、このほど開催当日の関連企画が2つ発表になった。ひとつはこの「まちおこし」にスポットをあてたシンポジウム「シンポジウム・コンテンツビジネスと地域振興(仮題)」、もうひとつはコミケを原点育ったとするクリエイターによる「トークライブ・みんなコミケで大きくなった!(仮題)」である。 シンポジウムでは、コンテンツビジネスと地域振興をテーマに、継続的に地域を活性化させる方法を議論する。ヲタクツーリズムや萌え起こしなど手法を取上げる予定だ。3月21日に、常陽藝文ホールを会場に開催する。 パネリストには経済産業省情報ユニット国際戦略情報分析官の境真良さん、明治大学国際日本学部森川嘉一郎准教授、常磐大学 コミュニティ振興学部横須賀徹教授を招く。さらに地域関係者として、「らき☆すた」町おこしで知られる鷲宮町、「あきたこまち」などの美少女パッケージ商品開発に携わるうご農業協同組合の関係者も参加、これにコミケ準備委員会の代表も加わり、現在注目を浴びているオタクカルチャーと地域起こしの在り方を明らかにする。 一方、トークイベントは3月22日に水戸芸術館で開催。小説家で数々の人気アニメの脚本も手掛ける賀東招二さん、マンガ家氷川へきるさん、シナリオライターで小説家の松智洋さんらが、コミケについて語り合う。こちらはもっとカジュアルに、爆笑トークを目指すとのことだ。 一見、つながりがなく見える3人だが、主催者によれば3人の作家は実はコミケを通じて繋がっている。そして、3人が見たそれぞれ異なるコミケの姿を語る。主張版コミケに相応しい、楽しく贅沢な企画になりそうだ。 ふたつのイベントの参加方法は、今後イベントの公式サイトおよび「コみケッとスペシャル5in水戸・カタログ」にて公開する。また、コみケッとスペシャル5in水戸とイベントの詳細も公式サイトで確認出来る。コみケッとスペシャル5in水戸 /http://cmksp.jp/mito/
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