9月1日、都内でJAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)2009を支援する百人委員会の結団式が開催された。 百人委員会は、9月26日からおよそ一ヶ月にわたって開催されるコンテンツ・クリエイティブ産業の統合ビジネスイベント コ・フェスタ2009を財界などが支援するものである。日本経済団体連合会を中心に、国内の有力企業により組織されている。 放送やメディア、映画、音楽などのエンタテインメント企業だけでなく、製造業、金融、商社など、国内を代表する大手企業が参加する。コンテンツ産業を次世代の重要産業と考え、コ・フェスタ2009開催期間中、イベントを幅広く支援する。 応援組織は百人委員会としているが、実際には支援企業は100より多く、結団式のあった9月1日の時点で120社、121名となっている。 アニメに関連の深い会社では、アサツー・ディ・ケーやイマジカ・ロボットホールディングス、角川書店、キングレコード、ゴンゾ、タカラトミー、テレビ東京、電通、東映アニメーション、バンダイナムコホールディングスといった名前が見られる。 結団式には、こうした企業の関係者が集まった。また、百人委員会委員長の大和證券グループ本社の原良也最高顧問が挨拶を行った。 原氏は他国の現状を引き合いに出し、「日本のコンテンツ産業の生産性はまだまだ低い。コンテンツ産業は大きな可能性を持っている。アニメやゲームは世界を凌駕しており、将来性はまだまだ高い」と今後の産業の活躍に期待をする。さらに、「そのためにも産業界の代表選手としてコンテンツ産業をサポートしたい」と述べた。 今回の結団式は、秋シーズンに入る9月1日に合わせたものでもある。同日には、コ・フェスタの開催概要説明会も行われている。 東京ゲームショウ2009や第22回東京国際映画祭、ジャパン・アニメコラボ・マーケット2009などの18のオフィシャルイベントと10のパートナーイベントの内容も発表された。いよいよ開催が近づいたコ・フェスタのスタートを感じさせるものだ。 JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)2009/http://www.cofesta.jp/2009/jp/index.html
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