ポニョ米国公開 初週確定値は359万ドル 全米9位に | アニメ!アニメ!

ポニョ米国公開 初週確定値は359万ドル 全米9位に

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 8月14日から米国で『崖の上のポニョ』が全国公開された。この公開初週の興行成績の確定数値が明らかになった。米国の映画興行情報サイトBOX OFFICE MOJOによれば、3日間の興行収入は358万5852ドル、スクリーン当たりの平均収入は3868ドルとなっている。
 興行ランキングでは9位、その週の封切映画では4位に位置する。『ポニョ』の上となった3作品はいずれも公開規模が1800スクリーンから3000スクリーンと『ポニョ』をいずれも大きく上回る。

 一方で、8月後半は、一般に大型映画のないシーズンとされる。関係者の期待値はもっと高かったかもしれない。実際に興行1位で『ポニョ』の10倍の興収をあげた『District 9』は、製作予算30億円の小型作品で予想外の大ヒットとされている。また、『ポニョ』と同じくブエナビスタが配給するCGアニメーション『G-フォース』は、既に4週目に突入しているがその興行は『ポニョ』の倍である。
 全体的ではネガティブな驚きもない代わりに、ポジティブな驚きもない予想の範囲内の結果だろう。まずまずが、一番相応しい言葉かも知れない。

 気になるのは、今後の動向である。興行成績がさらにどの程度伸びるか予想するのは難しい。それでも通常米国の劇場アニメーションの最終興行成績は、オープニングの週末の3倍から5倍程度に収まることが多いようだ。
 やや強引だがこれを『ポニョ』に当てはめると、1000万ドルから2000万ドル弱という数字が出てくる。映画の評判の良さを考えれば、少しばかりの上振れも期待していいだろうか?

 この数字は日本アニメ歴代1位の『ポケットモンスター ファーストムービー』の8574万ドルには及ばない。しかし、2002年に劇場公開されジブリ作品として過去最高だった『千と千尋の神隠し』の1000万ドルを超えることは十分可能だ。また、2004年に1977万ドルだった『遊戯王 The Movie』も射程圏に入ってくる。
 そうなれば十分な成果となる。全国公開による映画の知名度の向上は、今後発売されるDVD、Blu‐Ray Discの際にも大きな力を発揮する。今回の大物プロデユーサーが指揮を執り、有名俳優を並べた吹替えによる米国版の製作費、宣伝費は不明である。しかし、映像パッケージ商品の販売も含めれば、容易に黒字化すると見られるからだ。
《animeanime》
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