7月14日、キャラクター商品の販売を行なうブロッコリーは、平成22年2月期第1四半期(21年3月~5月)の決算発表を行なった。2008年、2009年と赤字決算を続けてきた同社だが、今期も第1四半期は引き続き赤字スタートとなった。 連結売上高は22億1500万円と前年比から4.5%減少となったほか、営業損失は1億2200万円、経常損失は1億1600万円、四半期純損失は1億1900万円といずれの赤字幅も前期より拡大している。前期に引き続き厳しい業績と言えそうだ。 こうした決算についてブロッコリーは、リテール部門については1月に閉店した岡山店の売上減少が影響したとしている。店舗売上高は前年比1.6%減の15億5500万円である。また、通販部門もPC関連の大型ソフトがないことから同13.6%減の7400万円だった。 エンターテイメント事業部では、カードゲーム主力製品の発売延期やCD企画製品の制作中止などが響いた。売上高は前年同期比6.5%減の5億8400万円である。 また、ブロッコリーは、第1四半期にたな卸資産の評価見直しを行なった。この結果新たに評価損を計上することになった。引き続き、在庫状況の厳しさが業績に影響を与えているようだ。 さらに他社商品の売上が伸びていることから、売上総利益率は前年同期比で5.6ポイント減少し、21.3%まで低下した。こうしたことも今期の業績結果につながっている。 しかし、第2四半期以降の連結業績予想についてブロッコリーは、連結売上高が半期50億5300万円、通期107億3700万円を予想する。第2四半期の営業利益は500万円、経常利益は100万円、当期純損失が900万円見込む。これを通期ではそれぞれ1億1000万円、経常利益1億200万円、当期純利益を8000万円とし、通期の黒字確保を目指す。ブロッコリー /http://www.broccoli.co.jp/
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