北米iTunes Storeで今夏アニソン発信 第1弾にJAM Project | アニメ!アニメ!

北米iTunes Storeで今夏アニソン発信 第1弾にJAM Project

 バンダイナムコグループは、日本だけでなく世界市場に向けてアニメ、ゲーム、音楽など日本のポップカルチャーのマルチ展開をしている。そうしたなかこの夏から、新たにアニメ音楽の北米展開を行うことを明らかにした。
 アニメ・ゲームの音楽事業を手がけるバンダイ

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 バンダイナムコグループは、日本だけでなく世界市場に向けてアニメ、ゲーム、音楽など日本のポップカルチャーのマルチ展開をしている。そうしたなかこの夏から、新たにアニメ音楽の北米展開を行うことを明らかにした。
 アニメ・ゲームの音楽事業を手がけるバンダイビジュアルの子会社ランティスが、北米のiTunes Storeにアニメ関連楽曲を提供する。楽曲はダウンロード配信となり、お気に入りのアニソンを手元に置いておくことが可能になる。
 今年の夏よりアニソンが、北米のアニメファンにより身近になる。日本の音楽レーベルが北米iTunes Storeに登場するのは、これが初めてとなる。

 楽曲配信の第1弾は、JAM Project。JAM Projectは、2008年にブラジル、米国、フランス、スペインなど世界10都市ツアーを行っている。ツアーの総動員数約3万人と、世界的人気のアニソンユニットである。
 知名度が高く、ランティスの所属アーティストのリーダー格でもあるJAM Projectからスタートすることで、今回のプロジェクトを印象づける。
 配信楽曲は、2週間から3週間毎に追加していく。平野綾さんやALI PROJECTなどのアーティストの楽曲、『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』などアニメ関連音楽を随時追加し、ラインナップを充実させる。

 バンダイビジュアルとランティスは、今回のプロジェクトを北米のファンの声に応えるためとしている。現在、北米地域では、日本の音楽レーベルによるアニソンの配信が行われていない。しかし、北米でのアニソン配信を開始することで、北米アニメファンにアニソンのアピールを目指す。
 また、新サービスのプロモーションのために、北米のアニメイベントやインターネットコミュニティを積極的に活用する。まず7月2日からロサンゼルスで開催されている北米最大のアニメ・コンベンション アニメエキスポ2009で、積極的なプロモーションを開始した。
 さらに世界最大のSNSサイトMy Spaceに独自のサイトを立ち上げて、iTunes Storeでのダウンロード曲を紹介する。ファンに身近な場を用いながら、アニソンの魅力を伝える。インターネット経由のアニメ映像配信は北米で近年急増しているが、今後は音楽でもこうした動きが拡大しそうだ。

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MySpaceバンダイビジュアル(北米配信) 
/http://www.myspace.com/J_anisong
バンダイビジュアル /http://www.bandaivisual.co.jp
ランティス /http://www.lantis.jp/
《animeanime》
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