テレビ番組や映画に広告をつけて無料で配信する。そうしたビジネスをいち早く手がけ業界大手にまで成長したJoostが、一般ユーザー向けの動画配信サービスから撤退することを決定した。6月30日に同社のCEO Mike Volpi氏が明らかにした。 撤退の理由は、無料の動画配信事業を支えるための十分な広告収入モデルを築けなかったためである。Joostは、放送事業者向けの動画配信プラットフォームの提供事業に特化し、コンシュマー向け事業からは撤退する。同社は事業モデルの転換による大規模なリストラを実施する。