大手アニメ製作会社のトムス・エンタテインメントは、日本郵政グループのイメージキャラクター「ポスティーズ(Posties)」のブランド管理とライセンス営業のサポート業務を開始する。 ポスティーズは、日本郵政グループが2008年10月1日に誕生一周年を迎えたのに合わせて誕生した。日本郵政とオリエンタルランドが共同で開発し、日本郵政グループのキャンペーンや告知などに活躍している。当初より商品展開も念頭に置かれている。 イメージキャラクターは、「大切な手紙を届ける郵便屋さん」ポポックと「お花や植物を大切に育てるお花屋さん」キミック、「いつもみんなの健康を願う元気な体操の選手」ベルリックから成る。 それぞれが郵便局や日本郵政グループのブランドを象徴的に表している。親しみやすいデザインを採用し、誰にでも愛されるキャラクターを目指している。 トムスは両社と業務委託契約を結び、このイメージキャラクターの商標権などの利用やキャラクターブランドの品質保持、日本国内におけるブランド管理を行う。プロモーションアイテムの制作や商品ライセンス営業でポスティーズの事業を本格的にサポートする。 国内有数のアニメ製作会社であるトムスは、アニメ『アンパンマン』や『ルパン三世』シリーズ、『名探偵コナン』などのキャラクター展開に定評がある。今回は、そうした同社の実績に白羽の矢が立ったかたちである。 トムスは今回のサポート業務について、ポスティーズのための新たな専任チームを設置する。そのうえで、アニメ制作とそのキャラクタービジネスにこれまで培ったノウハウを活かすとしている。 他社キャラクターのプロモーションは、従来のアニメ製作会社にはあまりなかったビジネスである。トムスにとっては、これまでのアニメ製作だけでない周辺キャラクター事業への進出となる。トムス・エンタテインメント /http://www.tms-e.co.jp/ポスティーズ(Posties) /http://www.japanpost.jp/group/posties/ (c)JAPAN POST/OLC
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