また、映画『釣りキチ三平』に、白組はVFXで制作に参加している。映画『釣りキチ三平』は、『おくりびと』で第81回アカデミー賞の外国語映画部門でオスカーを獲得した滝田洋二郎監督の最新作として劇場公開中である。
今回は展示された立体ゾートロープは、各々の立体物を1コマとしてストロボの明滅により動きを表現する。アニメーションの原始的な原理を判りやすく説明するものである。
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一方、3-Dの短編アニメーション『Anzu』は、3-D用の偏光メガネを着用して視聴する立体視の作品だ。これまで3-D映像は博覧会やアミューズメントパークなどと視聴環境がごく一部に限られていた。
しかし、このところシネコンなどでも導入が進んでいるほか、放送機器の展示会などでも各社が開発にしのぎを削っているのが分かるので随分と身近になってきた。アニメフェアではサテライトブースの『バスカッシュ!』なども3-Dで展示していた。
『Anzu』の制作は花房まこと氏が行っている。花房氏は白組の所属であるが、2006年に東京国際アニメフェアのクリエイターズワールドに参加していたこともある。また、プレイステーション2用のゲーム『Rule of Rose』では、オープニングムービーを手がけた。
『Rule of Rose』のオープニングムービーは、2006年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルや第11回広島国際アニメーションフェスティバルでコンペティションに入選している。
【真狩祐志】
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白組 / http://www.shirogumi.co.jp/
東京国際アニメフェア2009 公式サイト / http://www.tokyoanime.jp/ja/
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