アカデミー賞 短編アニメーション賞に加藤久仁生さんノミネート | アニメ!アニメ!

アカデミー賞 短編アニメーション賞に加藤久仁生さんノミネート

ニュース

 1月22日発表された米国アカデミー賞の短編アニメーション部門に日本から加藤久仁生さんの『つみきのいえ』がノミネートされた。この部門で日本の作品がノミネートされるのは、2003年に山村浩二さん『頭山』がノミネートされて以来の快挙となる。
 『つみきのいえ』は、海に沈んでいく家の上にさらに家を築き続ける一人の男の話である。ある日、沈んでいった家を訪れることになった男が家と共に、昔の家族の思い出をみつける。およそ12分の物語が深い感動を呼び起こす。

 加藤さんはこれまで『或る旅人の日記』や『FANTASY』などの短編アニメーションで実績を残してきた。現在は、映像制作会社ロボットに所属しており、同社のなかでアニメーション作家を集めたROBOT CAGEでアニメーションを続けている。今回の作品もロボットによる製作とされている。
 作品は、昨年、世界最大のアニメーション映画祭であるフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリであるクリスタル賞を受賞しており、既に世界の最高峰に立っている。また、国内でも第12 回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞に輝くなど、国内外で数々の受賞歴がある。

 このため早くからアカデミー賞の短編アニメーション部門の最有力候補とされていたが、期待通りのノミネート入りとなった。今回、ノミネートされた他の4作品と最優秀賞を争うことになる。
 今年の他のノミネート作品は『Lavatory – Lovestory』(Konstantin Bronzit) 、『Oktapodi』 (Emud Mokhberi and Thierry Marchand)、『Presto』(Doug Sweetland)、『This Way Up』(Alan Smith and Adam Foulkes)となっている。
 最優秀短編アニメーション賞の発表は、他の賞と同様に2月22日の授賞式で発表される。日本アニメーション初の短編アニメーション部門のオスカーに期待がかかる。また、日本からは滝田洋二郎監督の『おくりびと』が外国語映画部門でノミネートされている。

加藤久仁生公式サイト /http://kiteretsu.robot.co.jp/kunio/
米国アカデミー賞 公式サイト /http://www.oscars.org/

最優秀短編アニメーション賞(Best animated short film)ノミネート作品

『つみきのいえ』
ロボット加藤久仁生
『Lavatory – Lovestory』 
A Melnitsa Animation Studio and CTB Film Company Production, Konstantin Bronzit
『Oktapodi』
(Talantis Films) A Gobelins, L’école de l’image Production, Emud Mokhberi and Thierry Marchand
『Presto』
(Walt Disney)A Pixar Animation Studios Production, Doug Sweetland
『This Way Up』
A Nexus Production, Alan Smith and Adam Foulkes
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集