加藤久仁生「つみきのいえ」 アカデミーの快挙なるか?
昨年、加藤久仁生氏の『つみきのいえ』がアヌシー国際アニメーションフェスティバルの短編部門でクリスタル賞(グランプリに相当)を受賞した。同賞の受賞は、2003年に山村浩二氏が『頭山』で受賞して以来となった。
『つみきのいえ』は約12分の短編アニメーション
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『つみきのいえ』は約12分の短編アニメーションである。内容はオーソドックスではあるものの、確実に視聴者の心を掴みにいく揺るぎのない作品だ。海上に積み上げていく新居と、海底の旧居に残された数々の思い出との対比が鮮やかである。
アヌシー国際アニメーションフェスティバルは国内ではあまり馴染みがないが、カンヌ国際映画祭から1960年に独立して歴史を重ねてきた伝統あるアニメーションフェスティバルである。
そのためアヌシーでの受賞はポイントが非常に高く、加藤氏の『つみきのいえ』も第81回アカデミー賞の短編アニメーション部門へのノミネートも囁かれている。
2007年にアヌシーでクリスタルに輝いたフランスの作品『ピーターと狼』は、昨年の第80回でノミネートされ、受賞もしている。
山村浩二氏の『頭山』は2002年の第75回アカデミー賞でノミネートされている。『頭山』のアヌシーでの受賞は2003年なので順序が前後するが、展開がかなり似ているので期待が高まっているのである。
ただ、今回も強豪がいないわけでもない。例えば、常連のピクサーには『マジシャン・プレスト』、そしてディズニーには『グラゴーズ・ゲスト』がある。賞の行方は常に熾烈だ。
この『つみきのいえ』は、国内でもこれまで第12回広島国際アニメーションフェスティバルでヒロシマ賞、第12回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門で大賞など、主要な賞を受賞している。
今後も近いところでは、第63回毎日映画コンクールの大藤信郎賞の最有力候補にもなるだろう。こちらは昨年は山村浩二氏の『カフカ 田舎医者』が受賞している。
【真狩祐志】
つみきのいえ /http://www.robot.co.jp/tsumiki/
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