LA映画批評家協会作品賞に「ウォーリー」アニメーションでは初 | アニメ!アニメ!

LA映画批評家協会作品賞に「ウォーリー」アニメーションでは初

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 12月9日に発表されたロサンゼル映画批評家協会の作品賞(Best Picture of the Year)を3DCGアニメーションの『WALL・E/ウォーリー』が受賞した。
 ロサンゼル映画批評家協会賞はその名前の通り、ロサンゼルス地区の映画批評家協会の会員投票により選ばれる。米国では地域ごとに映画批評家協会があり、毎年、賞を選出するが、映画産業のお膝元ロサンゼルスでの賞は、ニューヨークと並んで最も注目されるものである。アニメーション映画としては快挙と言えるだろう。

 同賞は1975年から始まり今年で34回目を迎えるが、長い歴史のなかでアニメーション映画が作品賞に輝く初めてのケースとなった。もともとアニメーションとしてだけでなく、物語の評価も高い作品だが、厳しい眼を持つ批評家達からも高く評価されたかたちである。
 今回の受賞で、噂されるアカデミー賞での作品賞ノミネートの可能性も高くなった。アカデミー賞では過去にディズニー映画の『美女と野獣』が作品賞にノミネートされたことはあるが、これは長編アニメーション部門が設立される前のことである。

 一方で、同じロサンゼル映画批評家協会のアニメーション賞には、レバノン戦争を描いたドキュメンタリーアニメーション『バシールとワルツを』が受賞した。
 同作はドキュメンタリー/ノンフィクション賞(DOCUMENTARY/NON-FICTION FILM)でも時点に挙げられている。ファンタジーを描くと思われがちなアニメーションが真実を描くノンフィクションとされ、ここでもアニメーションの領域からの越境が行われる結果になっている。

 また、ニューヨーク映画批評家協会賞も、12月10日に発表されている。こちらは作品賞(Best Picture)を『Milk』が受賞をしている。『ウォーリー』は、アニメーション映画賞(Best Animated Film Awards)を受賞している。
 ニューヨーク映画批評家協会のアニメーション映画賞は、昨年はフランスの『ペルセポリス』が受賞したほか、これまでに『ハウルの動く城』や『ベルヴィルランデブー』といった他の映画賞と異なる結果を出してきた。今回は王道とも言えるディズニー/ピクサーの『ウォーリー』を選んできたが、今後の他の賞の結果が注目される。

ロサンゼルス映画批評家協会賞 /http://www.lafca.net/awards.html
ニューヨーク映画批評家協会賞 /http://www.nyfcc.com/awards.php
《animeanime》
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