「太陽の子エステバン」 フランスで新テレビシリーズ企画 | アニメ!アニメ!

「太陽の子エステバン」 フランスで新テレビシリーズ企画

 1982年にNHKで放映されたテレビアニメ『太陽の子エステバン』が、フランスで新たなテレビアニメシリーズとして制作する企画が浮上している。これはフランスのアニメーション情報サイトであるPlanète-Jeunessが伝えるものである。
 Planète-Jeunessによれば、同国の

ニュース
注目記事
 1982年にNHKで放映されたテレビアニメ『太陽の子エステバン』が、フランスで新たなテレビアニメシリーズとして制作する企画が浮上している。これはフランスのアニメーション情報サイトであるPlanète-Jeunessが伝えるものである。
 Planète-Jeunessによれば、同国のプロデューサーであるJohn Chalopin氏が、先週末にパリ市内で開催されたチビジャパンエキスポ(Chibi Japan Expo)のなかでこの企画について触れた。 
Chalopin氏は、現在フランスの放送局TF1との共同製作で、26話からなる『太陽の子エステバン』の新作企画を進めており、2011年のリリースを予定していると伝える。

 『太陽の子エステバン』は、中世ヨーロッパとインカ帝国などの南米を舞台に繰り広がる冒険アクションで、スコット・オディールの小説 『黄金の七つの都市』を原作とする。作品は日仏の共同制作として制作されたことから、80年代から現在に至るまでフランスをはじめとする西ヨーロッパ地域で度々放映されている。
 日本人以上にフランス人にとっても馴染み深い作品で、こうした背景から往年の人気作品のリメイクとして復活するようだ。今回の『太陽の子エステバン』の新シリーズに日本のアニメ製作会社や企業が参加するのかどうかは触れられていない。

 海外では既に米国で、もともと日本のテレビアニメであった『マッハGoGoGo』をアメリカのアニメーション会社が独自にリメイクシリーズを製作した例がある。また、『超時空要塞マクロス』などの日本アニメを再編集した作品『ロボテック』の独自の続編『ロボテック 影の年代記』が作られた例もある。
 近年、日本のマンガやアニメを原作に、劇場映画やテレビドラマを製作する例が、米国やアジア、ヨーロッパで増えている。今後は、日本のアニメ番組を海外の企業が主導となり、アニメーション作品としてリメイクする例も増えてくるのかもしれない。

Planète-Jeuness  /http://www.planete-jeunesse.com/
/Le retour des Mystérieuses Cités d'Or !

太陽の子エステバン (ぴえろ) /http://pierrot.jp/title/esteban/
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集