このプログラムは、「ビジョンクリエーター河森正治氏の世界The Universe of Kawamori Shoji」と題し、10月19日15時からTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行う。
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©1996テレビ岩手・グループ・タック
プログラムでは、河森氏の1996年の作品である『イーハトーブ幻想~KENjIの春』を上映する。このほか同氏自らがセレクトする作品映像集「河森正治ヒストリー"30年の軌跡"」で、『マクロスセブン』、『マクロスプラス』、『地球少女アルジュナ』、『マクロスゼロ』、『創聖のアクエリオン』、『マクロスF』などの代表作が上映される。
映画祭のチケットは全席指定で1000円、9月27日11時からインターネット先行発売によるプレリザーブ受付開始する。また、一般発売は10月4日10時からスタートする。
『イーハトーブ幻想~KENjIの春』は、宮沢賢治生誕100周年を記念して制作された中編アニメーションである。河森正治氏が監督・脚本を担当している。
作品は幻想的な映像で表現されており、物語のテーマ性と映像技法で際立ったものになっている。SFアニメが注目されることが多い河森作品のなかでは、異彩を放った名作である。
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©2007 ビックウエスト/マクロスF製作委員会・MBS
河森正治氏は10代の頃からアニメ制作に関わり、24歳で当時絶大な人気を誇ったアニメ映画『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の共同監督となった。さらに監督だけでなく、脚本、メカニックデザインもこなし、『マクロスプラス』、『地球少女アルジェナ』などの制作を行なっている。
2008年には、現在テレビ放映中の『マクロスF』で原作、総監督などをこなしている。『マクロスF』は、今年1、2を争う大ヒットテレビアニメとなっており、大きな注目を集めている。注目のクリエイターの作品登場で東京国際映画祭animecs Tiffも盛り上がりそうだ。
東京国際映画祭 /http://www.tiff-jp.net/ja/
河森正治公式サイト /http://www.satelight.co.jp/kawamori/