九州アニメ・コンベンション2008 CGアニメコン20周年記念上映会も | アニメ!アニメ!

九州アニメ・コンベンション2008 CGアニメコン20周年記念上映会も

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anicon08 011.jpg 7月27日、九州大学大橋キャンパスにて「九州アニメ・コンベンション2008」が開催された。この「九州アニメ・コンベンション」はアジアアニメーション産業組織体(AAO)が主催している。前回までの2回は「北九州アニコン」として小倉で行われ今回で通算3回目となる。
 会場となった九州大学大橋キャンパスは九州芸術工科大学を前身としている。2003年に九州大学と統合され九州大学芸術工学部となった。これまでにアニメーションのクリエイターを輩出しており、近年の出身者としては、『イヴの時間』の吉浦康裕氏や、『東京オンリーピック』にも参加する谷口崇氏がいる。

 第1部の「AAOアニクリ・ネットワーク」では、主に九州大学芸術工学部のアニメーション制作サークル「Anima Production」の作品紹介が行われた。今回の「九州アニメ・コンベンション2008」の運営も彼らがサポートしている。
 そのほか、東京のデジタルハリウッド大学から赤間道子氏の『シュハ・キ・マセリ』、広島市立大学から第13回学生CGコンテスト動画部門最優秀賞などの受賞歴があるpecorapedの『迷走赤ずきん』も招待されていた。

 第2部の「CGアニメコンテスト20周年記念上映会 ― パーソナルCGアニメ20年の歴史 ―」は、PROJECT TEAM DoGA代表のかまたゆたか氏により上映と解説がなされた。かまた氏は、国内の商業アニメーション制作全般の状況を語った。
 話の中では、国内のアニメーション制作の企画の多くがマンガを原作にしていることの延長上で、少人数での制作につながってくる話が興味深かった。アニメーションを少人数で制作する場合は、クリエイターとの向き合い方がマンガの制作に近いからである。クリエイターのオリジナル企画をそのままアニメーションにするケースが年々増加してきているのも頷ける。

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 後半ではDoGAの設立から今までの経緯を辿った。また、1985年にdacが制作した『INTO THE BLUE』から順に上映をし紹介をした。
 コンテストが開始された1989年から90年代前半は理系、90年代後半は文系が加わってきたという。2000年以降は美大・芸大時代へ突入した。2000年の第12回に新海誠氏が『彼女と彼女の猫』でグランプリを受賞したことが転機になっているとも語る。個人レベルで商業作品に比肩するものを制作出来る人が現れるだろうという、コンテスト設立時当初の目的が新海氏の同作品で達成されたと述べた。
【真狩祐志】

AAO アジアアニメーション産業組織体  /http://www.a-a-o.org/

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九州アニメ・コンベンション2008 上映・紹介作品一覧

第1部「AAOアニクリ・ネットワーク」

『金剛菩薩デラカンノン 対 銀聖救世主グレートジーザス』 ヌッソ  
『Qoma』 チームQoma
『Link』 斉藤琢
『YAYU』 甲斐舞子
『シュハ・キ・マセリ』 赤間道子
『迷走赤ずきん』 pecoraped
『melody』 山元準一

第2部「CGアニメコンテスト20周年記念上映会
―パーソナルCGアニメ20年の歴史―」

『INTO THE BLUE』 dac
『Epa2 ビデオマニュアル』 森山昇一
『MACHINE VISUALIZATION Vol.2』 三ツ木淳
『Sensitive Tone』 腰原仁志
『PROJECT-WIVERN 予告編』 青山敏之、北田清延
『ONE DAY, SOME GIRL』 ロマのフ比嘉
『超獣ロボ リューセイバー』 渡辺哲也
『彼女と彼女の猫』 新海誠
『水のコトバ』 吉浦康裕
『フルスロットル・マイナス』 ルンパロ
『MY HOME』 木霊
『吉野の姫』 丸山薫
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