7月6日、横浜・中区のかながわ県民センターで、アマチュアアニメーションの上映会第26回大動画上映会が開催される。大動画上映会は、アニメーションサークルである横浜動画倶楽部の主催により1987年から行われている。 横浜動画倶楽部には、横浜を中心にアニメーション制作を続ける有志によるアニメーション愛好者が参加する。アニメーション制作援助や鑑賞会、情報交換を通じてアニメーションの発展への寄与を目的としている。 設立も1987年、大動画上映会は横浜動画倶楽部の活動の中心であるが、自主映画活動ののなかでも長年活動を続ける数少ない団体である。 今年の上映作品数は、全部で16作品、昨年と比べると減少したように感じられる。しかし、上映時間が1時間近くの『不思議の国とアリス』など大作作品も含まれている。このため例年通り、およそ3時間半の見応えのある上映会になる。 『不思議の国とアリス』を制作したニブンノイチケイカクは、東京国際アニメフェア2008にもブース出展していた制作チームである。ルイス・キャロルの『不思議の国とアリス』を原作に、およそ1時間近くにも及ぶ3DCG自主制作アニメーションの大作を手がける。 このほかの上映作品には、2005年のアジアデジタルアート大賞でも受賞していた玉英氏のシリーズ続編『ザラス「霊珠」第4話』もある。 また今年の第6回インディーズアニメフェスタにノミネートされていた北大アニメーション研究会の『探すモノ』、さらにうスタジオぽぷりの『爪少女ネイル』なども上映される。上映会は11時半会場、12時上映開始である。【真狩祐志】横浜動画倶楽部 /http://www.geocities.jp/yokohama_doga_club/当サイトの関連記事/横浜動画倶楽部 第25回大動画上映会の上映作品発表