「東京マーブルチョコレート」韓国アニメ映画祭で大賞受賞 | アニメ!アニメ!

「東京マーブルチョコレート」韓国アニメ映画祭で大賞受賞

 韓国ソウル市で、5月21日から25日まで開催された国際アニメーション映画祭SICAF 2008(Seoul International Cartoon & Animation Festival)で、日本のOVA作品『東京マーブルチョコレート』が大賞を受賞した。
 SICAFは今年で開催12回目、ASIFA(国際アニメーション

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 韓国ソウル市で、5月21日から25日まで開催された国際アニメーション映画祭SICAF 2008(Seoul International Cartoon & Animation Festival)で、日本のOVA作品『東京マーブルチョコレート』が大賞を受賞した。
 SICAFは今年で開催12回目、ASIFA(国際アニメーションフィルム協会)公認の韓国を代表する国際アニメーション映画祭である。世界の4大アニメーション映画祭に次ぐ規模を誇っており、近年はさらに拡大を続けている。

 今回SICAF 2008には、世界63カ国から1307の応募作品があった。このうち137作品がコンペティション作品として選ばれた。『東京マーブルチョコレート』は、長編部門のノミネート作品5作のひとつとなっていた。
 日本以外からは、米国、ロシア、フランス、スペインの作品が選ばれている。こうした中で、『東京マーブルチョコレート』が見事グランプリを勝ち取った。

 『東京マーブルチョコレート』は、プロダクションI.GとBMG JAPANの会社創立20周年を記念して製作された。気の弱い主人公の少年とドジな少女の心温まるラブストーリーである。少年からの視点「全力少年」と少女からの視点「マタアイマショウ」、ふたつのパートから物語を構成するユニークな企画が注目されている。
 監督に塩谷直義氏、脚本は尾崎将也氏、キャラクターデザインに谷川史子氏、サブキャラクターデザインと作画監督は浅野恭司氏、それぞれが手がける。また、作品の音楽に、スキマスイッチとSEAMOが参加することも話題となっている。作品は現在、BMG JAPAN からDVDリリースされている。

 SICAFにはこれまでも『秒速5センチメートル』新海誠監督や『時をかける少女』細田守監督が参加している。
 今年は日本から『FREEDOM』の監督である森田修平氏、『ストレンヂア 無皇刃譚』の安藤真裕監督らがゲストに招かれている。日韓のアニメーション交流にも一役買うアニメーション映画祭である。

東京マーブルチョコレート公式サイト /http://www.tokyomarble.com/
プロダクション I.Gの作品紹介ページ
/http://www.production-ig.co.jp/contents/works_sp/1690_/index.html

SICAF 2008 公式サイト /http://www.sicaf.org/2008/eng/index.jsp
《animeanime》
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