「動画革命東京」 携帯動画4社で同時に無料配信 | アニメ!アニメ!

「動画革命東京」 携帯動画4社で同時に無料配信

 個人や中小アニメ制作会社のオリジナルアニメ制作支援を行う事業「動画革命東京」のラインナップについて、携帯動画サイト4社で「合同試写会」が行われる。
 この「合同ケータイ試写会」は「iムービーゲート」(角川モバイル)、「Qlick.TV」(フロントメディア)、

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 個人や中小アニメ制作会社のオリジナルアニメ制作支援を行う事業「動画革命東京」のラインナップについて、携帯動画サイト4社で「合同試写会」が行われる。
 この「合同ケータイ試写会」は「iムービーゲート」(角川モバイル)、「Qlick.TV」(フロントメディア)、「ドーガ堂」、「MOVIEFULL」(ISAO)で、2008年5月23日(金)から6月2日(月)まで行われる。いずれもi-modeのみの実施となる。視聴料金は各サイトとも無料となっている(パケット通信料金は別)。

 配信される作品は、糸曽賢志監督の『コルボッコロ』(32分)と、フレデリック・スマーニャ監督の『TOKYO PUNCH!』第1話(5分)である。
 『コルボッコロ』は、自然失った街の姫である14歳の少女「鈴」と自然の精霊「コルボッコロ」が共に、荒廃した街の平和と自然を取り戻そうとするSFファンタジー作品。糸曽監督は短編『セイキロスさんとわたし』など監督してきたが、今作が初の原作から脚本まで手がけた監督作品である。

 『TOKYO PUNCH!』は、ちょっと間抜けなイギリス人が日本にやってきた様子をユーモアあふれる内容で描くCGアニメである。
 クリエイターのフレデリック・スマーニャ監督は、テクニカルディレクターやCGアーティストとして『X-MEN2』などで活躍。2003年に来日後、CGスタジオを設立し、現在はモノリスSKGで活躍している。

 この試みは、ハイスピード端末である「ドコモ906i」発売に合わせて、期間中に多くのユーザーに対して携帯で動画を見せる企画である。
 NTTドコモ関連の調査会社の4月の調べによると、携帯動画サイトの利用者は約半数だった。利用する理由として最も大きなものは「無料」であるとの結果が出ている。経路は口コミでの経路が最も多く、今回の無料期間はドコモ全体として携帯で動画を見る習慣のプロモーションになりそうだ。
 また、ドコモの「iムービーゲート」では「動画革命東京」のモバイル特設サイトを開設するなど、引き続き携帯動画配信をプッシュしていきたい考えだ。

動画革命東京 /http://www.anime-innovation.jp/

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 (C)Kenji Itoso/コルボッコロ LLP  (C)フレデリック・スマーニャ/TOKYO PUNC
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