荒川弘さんの描く人気マンガ『鋼の錬金術師』の国内累計発行部数が、3月22日に発売された第19巻で3000万部を越える記録を達成した。 『鋼の錬金術師』は、2001年7月に「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)に連載開始、およそ6年あまりでこの大記録を達成したことになる。 作品は、幼き日に最愛の母親を亡くしたエドワードとアルフォンスのエルリック兄弟が錬金術によって失った自らの身体を取り戻すため、絶大な力を持つ賢者の石を探す旅に出る物語。ファンタジーでありつつ骨太な内容に、多くのファンから支持を集める。 2003年10月から翌年10月までテレビアニメシリーズが制作されたほか、2005年7月には、劇場版『鋼の錬金術師~シャンバラを征く者』が公開され、100万人以上の観客総動員数を記録した。映像作品でも絶大な人気を集める。 マンガ作品はアニメの連動性が強いとされるが、『鋼の錬金術師』は3月22日に発売された第19巻もコミックランキング販売数第1位(3月17日~3月23日 日販調べ)となっている。テレビアニメの終了後も、依然変わらぬ高い人気を獲得していることがわかる。 作品は国外でも人気が高く、国境や時間、メディアを越えて愛され続ける人気作品となったと言っていいだろう。 スクウェア・エニックスの出版事業は『鋼の錬金術師』だけでなく、数々の人気作品を擁している。テレビアニメ化される作品も少なくない。 このうち3月27日から東京ビッグサイトで開催されている東京国際アニメフェアでは、月刊マンガ誌「G ファンタジー」で連載中の『隠なばりの王』(原作:鎌谷 悠希)と、「少年ガンガン」で連載中の『ソウルイーター』(原作:大久保 篤)がこの春からの新作TV アニメとして紹介されている。同社の出版事業は今後もさらなら発展が期待出来そうだ。スクウェア・エニックス /http://www.square-enix.com/jp/
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