3月28日から30日まで、米国の北西部の港町シアトルで日本アニメ・文化のイベントSakura Conが開催される。Sakura Conは昨年初めて参加者が1万人を超えた。参加人数で北米第9位と準大手クラスのアニメコンベンションである。 この規模はアニメエキスポの1/4、オタコンの半分となるが、コンベンションの規模に較べて、イベントのゲストの豪華さが以前から注目されている。昨年はアニメのクリエイター、声優だけでも、大地丙太郎さん、長濱博史さん、平野耕太さん、内藤泰弘さん、名塚佳織さん、島本須美さんらがゲストとして招かれている。 2007年はSakura Con開始10周年記念の豪華ゲストとされたが、今年のSakura Conも昨年と同様の豪華なゲスト陣となっている。現在発表されている今年の日本からのゲストには出渕裕さん、川元利浩さん、菊田裕樹さん、つなきあき さん、長濱博史さん、結城信輝さんといった米国で人気の高いクリエイターの名前が並んでいる。 また、音楽アーティストもketchup mania、SCANDAL、ALI PROJECTと日本から3ユニツト、さらに『ジャパナメリカ 日本発ポップカルチャー革命』の著者ローランド・ケルツさんという多彩な顔ぶれである。これに10人以上の米国のゲストも加わる。 出渕裕さん、川元利浩さん、結城信輝さんは、米国のアニメファン第一世代に人気の高いクリエイター陣である。特に出渕さんの参加した『機動警察パトレイバー』、川元さんの『カウボーイビバップ』、結城さんの『ロードス島戦記』、『銃夢』、『劇場版X』は、日本と同様アニメ史に刻まれた名作として知られる。 つなきさんは最近では『遙かなる時空の中で ~八葉抄~』のイメージが強いが、作画監督として『ポケットモンスター』や『遊戯王』に参加している。アメリカのファンにはそうした作品からも、歓迎されそうだ。長濱博史さんが監督する『蟲師』は米国でも人気が高く、注目を浴びている作品である。昨年に続くゲスト参加である。 シアトルは太平洋岸の都市で、もともとアジアカルチャーにフレンドリーなことに加えて、マイクロソフト、任天堂アメリカが本社を置くことからギークなカルチャーに対しても関心が深い。 こうしたシアトルの独特の雰囲気が、参加者規模を超えたSakura Conのイベントとしての盛り上がりに影響しているのだろう。Sakura Con公式サイト(日本語有) /http://www.sakuracon.org/
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