第4回国際ニコニコ映画祭で 劇場アニメ「べクシル」が素材提供 | アニメ!アニメ!

第4回国際ニコニコ映画祭で 劇場アニメ「べクシル」が素材提供

 昨年11月に始まり既に高い注目を浴びる国際ニコニコ映画祭。このニコニコ動画が主催するこの映画祭が、3月1日より第4回の作品募集を開始する。
 ニコニコ動画自体がコメントがつけられるユニークな動画投稿サイトとして急激に成長したが、国際ニコニコ映画祭もサイト

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 昨年11月に始まり既に高い注目を浴びる国際ニコニコ映画祭。このニコニコ動画が主催するこの映画祭が、3月1日より第4回の作品募集を開始する。
 ニコニコ動画自体がコメントがつけられるユニークな動画投稿サイトとして急激に成長したが、国際ニコニコ映画祭もサイト同様に次々にユニークな試みを行っている。

 第4回となる今回の話題は、昨年劇場公開されたフル3DCGアニメーションの大作映画「ベクシル-2077 日本鎖国-」(監督:曽利文彦)から映画祭のために素材提供が行われることだ。最先端の3DCGアニメーションの素材が自由に加工出来るという魅力的な企画となっている。
 素材は専用の特設ページ「「ベクシル-2077 日本鎖国-」×国際ニコニコ映画祭!」からダウンロードして使用するが、既存の映画の素材を利用することでこれまでにないアイディアも思いつきそうだ。

 また今回は、クリプトン・フューチャー・メディアが発売する音声合成型のDTMソフト「初音ミク」を使用した作品が対象となる初音ミク部門が正式に設けられた。
 「初音ミク」を使用したオリジナル楽曲は、昨年から着うたやカラオケなどで配信も行われているが、この賞の受賞でさらにそうした機会が増えそうだ。

 さらに今回より募集作品にテーマが設けられることになった。今回のテーマは「15秒」である。これは作品の長さが15秒という意味ではなく、あくまでもテーマであり、これまで通り1秒から15分以内の作品で構わない。
 テーマが設けられたことで応募作品数にも影響が出る可能性がある一方で、機転の利いた作品が応募される可能性もあるだろう。応募の〆切はこれまでよりも長くなり、3月1日募集開始、3月31日締め切りである。受賞作品の発表は4月25日を予定している。また今回はクレラップで知られる「クレハ」がイベントのスポンサーとなっている。
【真狩祐志】

国際ニコニコ映画祭 /http://www.nicovideo.jp/static/festival/

「ベクシル-2077 日本鎖国-」×国際ニコニコ映画祭
/http://avexmovie.jp/lineup/vexille/festival/

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