東京アニメアワード公募部門受賞作発表 グランプリは台湾作品
東京国際アニメフェア実行委員会は、第7回東京アニメアワードの各受賞作品を発表した。ノミネート部門のグランプリである「アニメーション オブ ザ イヤー」には『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が選出された。
また、同時に公募部門の結果も発表されている。劇場
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また、同時に公募部門の結果も発表されている。劇場公開された作品やTVシリーズとして放送、またはOVAなどで一般流通した商業作品が対象となるノミネート部門とは異なり、公募部門は新しい才能・人材発掘の場として全世界から広くアニメーション作品の一般公募を行っている。
今回のグランプリは台湾から応募された『Adventures in the NPM』に決定した。この作品は台湾の国立故宮博物院の案内を兼ねた短編で、所蔵する各文化財がいきいきとしたキャラクターとして描かれている。
この他、海外の受賞作品はSIGGRAPH 2007でベストショウ賞だった『Ark』(Grzegorz Jonkajtys)や昨年のオタワ国際アニメーションフェスティバルにノミネートされていた『The Lost Puppet』(Moin Samadi)などとなっている。
国内の受賞作品を順に見ていくと、学生部門優秀賞に加藤隆氏の『THE CLOCKWORK CITY』がある。加藤氏は今回、クリエーターズワールドにも出展している。
企業賞には動画革命東京の作品が2点ある。A.I.I賞となった糸曽賢志氏の『コルボッコロ』と東京ビッグサイト賞となった堀江弘昌氏の『ラブ・ローラコースター』である。TOKYO MX賞には仁藤潤氏の『JIRO AND MIU』、日経エンタテインメント!賞には村越陽平氏の『BLOCK MAN』が選ばれている。
今回から学生を対象とした入選も設けられた。TBSのDigiCon6+3でBS-i賞も受賞している山下順平氏の『mama & marmalade & me』、デジタルクリエーターズコンペティション2007の銀の翼賞などを受賞してきた上甲トモヨシ氏の『雲の人 雨の人』、2007アジアデジタルアート大賞カテゴリーB動画部門大賞の吉田直弘氏『フライパンの上のたまご』が選出された。
そして日本工学院クリエイターズカレッジが『大喜利戦隊アイウエオー』も見られる。この作品は文化放送でオンエアされている「明・めぐみのドリーム・ドリーム・パーティ」の企画で制作された作品で、パーソナリティである声優の神谷明さんや豊口めぐみさんも参加している。
表彰式は3月29日の13時50分より東京ビッグサイト会議棟1階レセプションホールで開催される。
【真狩祐志】
東京国際アニメフェア2008 /http://www.tokyoanime.jp/
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第7回東京アニメアワード受賞公募作品
【グランプリ】
「Adventures in the NPM」 Helen Huang(Taiwan)
【一般・優秀賞】
「Ark」 Grzegorz Jonkajtys(Poland)
「The Lost Puppet」 moin samadi(Iran)
【学生・優秀賞】
「THE CLOCKWORK CITY」 加藤隆(Japan)
「BistRobot」 guillaume briet(France)
【特別賞】
「Christmas in Taxi」 Young-kwang Jo(Korea)
【企業賞】
A.I.I賞: 「コルボッコロ」 糸曽賢志(一般・Japan)
TOKYO MX賞: 「JIRO AND MIU」 仁藤潤(学生・Japan)
東京ビッグサイト賞: 「ラブ・ローラコースター」 宋美善(一般・Japan)
日経エンタテインメント!賞: 「BLOCK MAN」 村越陽平(一般・Japan)
【入選(学生のみ)】
「mama & marmalade & me」 山下順平(Japan)
「雲の人 雨の人」 上甲トモヨシ(Japan)
「フライパンの上のたまご」 吉田直弘 (Japan)
「大喜利戦隊アイウエオー」
日本工学院クリエイターズカレッジ・文化放送(Japan)